ボブ・バファート師の日曜日

怒涛の5月第1週、三冠レース第一弾が終了したアメリカ競馬ですが、日曜日も静かに、しかし熱くG戦が2鞍行われています。

先ずテキサス州のローン・スター・パーク競馬場で行われたのがスティーヴン・セクストン・マイル Steve Sexton Mile (GⅢ、3歳上、8ハロン)。去年まではテキサス・マイル・ステークス Texas Mile S と呼ばれていたもので、今年は fast の馬場に3頭の取り消しが出て6頭立て。2歳時にはGⅠを制した実力馬モー・スピリット Mor Spirit が2対5の断然1番人気。
スタートから先手を取ったモー・スピリット、そのまま快速を活かし、直線では後続との差を更に広げると、2番手を粘る3番人気(8対1)のテキサス・クローム Texas Chrome に5馬身4分の3差を付ける横綱相撲でした。3番手を進んだ2番人気(7対2)のアイアン・フィスト Iron Fist が1馬身4分の1差で3着。
ボブ・バファート厩舎、マイク・スミス騎乗のモー・スピリットは、2歳時のロス・アラミトス・フューチュリティー(GⅠ)勝馬。3歳初戦のロバート・B・ルイス・ステークス(GⅢ)にも連勝してクラシック路線に乗りましたが、サンタ・アニタ・ダービーが2着、ケンタッキー・ダービーは10着に終わっていました。今期はサン・アントニオ・ステークス(GⅡ)2着で始動し、前走オークローン・パークの一般ステークス(エセックス・ハンデ)に優勝。3戦目で1年3か月ぶりのG戦勝利です。

そしてサンタ・アニタ競馬場からはアドレーション・ステークス Adoration S (GⅢ、3歳上牝、8.5ハロン)。馬場は wet fast と未だ水溜まりも見える状況で、2頭が取り消して5頭立て。ここは前走サンタ・マルガリータ・ステークス(GⅠ)を含めて5連勝中のヴェール・ドーリ Vale Dori が1対5の圧倒的1番人気です。
3番人気(8対1)センシティヴリー Sensitively の逃げを2番手でマークしたヴェール・ドーリ、これを交わして直線先頭に立ちましたが、3番手を追走していた2番人気(5対2)のスカイ・ダイヤモンズ Skye Diamonds にゴール前詰め寄られ、それでも何とか半馬身差を保って人気に応えました。同じ大本命の勝利でも、こちらはヒヤヒヤもの。逃げたセンシティヴリーが9馬身4分の3差で3着でしたから、スカイ・ダイヤモンズが予想以上に走ったということでしょうか。
こちらもボブ・バファート厩舎、ラファエル・べハラノ騎乗。アルゼンチンのGⅠ馬ヴェール・ドーリについて改めて紹介することもありませんが、去年10月サンタ・アニタのアローワンス戦から数えて6連勝。今回はGⅢ戦でしたが、この6連勝にはGⅠ戦一鞍、GⅡ戦は3鞍が含まれています。次は愈々ソングバード Songbird 、ステラー・ウインド Stellar Wind との頂上決戦になるでしょう。

 

 

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