2017仏2000ギニーの枠順

この日曜日に行われる仏2000ギニー、プール・デッセ・デ・プーラーンの枠順も発表されています。仏1000ギニーより5頭も出走頭数が少なく、それだけ絞られた印象でしょうか。
最終登録で回避したのはオブライエン厩舎の2頭で、中でもフェニックス・ステークス(GⅠ)勝馬で4戦4勝のカラヴァッジョ Caravaggio が出てこなかったのが残念です。

01 マンキブ Mankib
02 オーダーオブザガーター Orderofthegarter
03 ブラムトー Brametot
04 サウス・シーズ South Seas
05 アフリカン・リッジ African Ridge
06 ピース・エンヴォイ Peace Envoy
07 インズ・オブ・コート Inns Of Court
08 リヴェット Rivet
09 ナショナル・ディフェンス National Defense
10 キングズ・ギフト Kings Gift
11 スポーティファイ Sportify
12 サルサビール Salsabeel
13 ル・ブリヴィド Le Brivido

実績と人気から見て、ブラムトー対ナショナル・ディフェンスというのが第一印象。ブラムトーはフォンテンブロー賞(GⅢ)に勝って5戦4勝、対するナショナル・ディフェンスはジャン=・リュック・ラガルデール賞の勝馬で、2歳チャンピオン。今期初戦のジェベル賞(GⅢ)は2着でしたが、勝ったアル・ヴケイア Al Wukair は英2000ギニーで3着しており、メンバー中最高レーティングの保持者です。順当ならこの馬か。

2頭に割って入る馬も何頭かに食指が動きますが、チャーチル Churchill との対決を避けてこちらに回って来たリヴェットは、ハッガス厩舎が送り込む期待馬で、レーシング・ポスト・トロフィーに勝って今期クレイヴァン・ステークス(GⅢ)が2着。
未だG戦の経験はありませんが、ファーブルが期待する2戦2勝のインズ・オブ・コートが不気味。人気馬を纏めて破り、無敗のギニー馬誕生というシーンがあるかも。

カラヴァッジョを取り消したオブライエン厩舎は、結局オーダーオブザガーター、ピース・エンヴォイの2頭に絞りました。ライアン・ムーアが選んだのがアングルジー・ステークス(GⅢ)勝馬のピース・エンヴォイというのが悩ましい所で、人気的には前走レバーズタウン2000ギニー・トライアル(L)に勝ったガリレオ産駒のオーダーオブザガーターの方が上じゃないでしょうか。ムーアの選択や如何に。
他では同じくファーブル厩舎で2戦2勝のル・ブリヴィド、ヘッド厩舎で3戦2勝のマンキブ、クリテリウム・インターナショナル2着のサウス・シーズ辺りが入着までか。

 

 

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