短距離は3歳馬上位?
昨日はフランスでもG戦が一鞍行われています。翌日に仏ダービーを控えて殆ど話題にはなっていませんが、当ブログはヨーロッパ3か国のG戦は全て取り上げる方針。もちろん簡単ですが紹介しておきます。
メゾン=ラフィット競馬場で行われたパレ=ロワイヤル賞 Prix du Palais-Royal (GⅢ、3歳上、1400メートル)、去年はドーヴィル競馬場で行われましたが、今年は競馬場も変更されています。
馬場は soft 、8頭立が出走し、メンバー中只1頭の3歳馬ながら、前走仏2000ギニーに挑戦して6着だったインズ・オブ・コート Inns of Court が8対5の1番人気。
7番人気(18対1)のフォー・エヴァー For Ever が逃げましたが、後方2番手で待機した本命インズ・オブ・コートが抜け、同じく後方から伸びる2番人気(9対2)で去年の勝馬アタンデュ Attendu との叩き合いを制して見事人気に応えました。2番手を追走し、残り2ハロンで一旦は先頭に立った4番人気(13対2)のカラール Karar が頭差の3着。
アンドレ・ファーブル厩舎、ミケール・バルザロナ騎乗のインズ・オブ・コートは、これが未だ4戦目。2歳時はシャンティーの7ハロン新馬戦1戦1勝で、今期初戦のサン=クルーの条件戦を1番人気で制して無傷でクラシックに挑戦。1600メートルが長かったということもありましょうが、今回は得意の1400メートルで古馬を一蹴しました。
この時期での即断は禁物でしょうが、短距離に限っては3歳馬のレヴェルが高いのかもしれません。
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