グッドウッド2008・4日目
グッドウッド4日目のパターン・レース3鞍の結果です。
グローリアス・ステークス(GⅢ、4歳上、1マイル4ハロン)は13頭の登録から1頭が取り消して12頭立て。
2006年のセントレジャー馬シックスティーズ・アイコン Sixties Icon が格上と期待されて1番人気(10対3)、今回はジョニー・ムルタを鞍上に迎えて順当に勝っています。
終始中団に待機する展開から、直線に入って直ぐに進出、ギャラクティック・スター Galactic Star の追い込みを1馬身抑えての快勝です。
3着は首差でライオン・サンズ Lion Sands という結果。
シックスティーズ・アイコンにとってはやや馬場が固いという懸念があったようですが、レース前にムルタ騎手とノセダ調教師がコースを歩いて馬場状態を確認、出走に踏み切った由。
ムルタ騎手はこれが今グッドウッド開催の6勝目、スッカリ英国競馬の中心的な騎手の地位を確立したようです。
シックスティーズ・アイコンは今後もクラシック距離を歩むそうで、今年の最終目標はブリーダーズ・カップ・ターフだそうです。
リッチモンド・ステークス(GⅡ、2歳、6ハロン)は12頭立て。
7対2の1番人気はミーハン厩舎のギャラガー Gallagher でしたが、最後は3頭が横一線に並ぶ激戦。首、頭の差で1着プロリフィック Prolific 、2着ギャラガー、3着に33対1の穴馬レーヴ・ド・ソレイユ Reve de Soleil が食い込んでいます。
勝ったプロリフィックは5対1、ロイヤル・アスコット(ノーフォーク・ステークス)とニューマーケット(ジュライ・ステークス)で共に3着と堅実に走っていた馬ですね。
今回はヒューズ騎手の積極的な先行策がギリギリ奏功したようです。調教師はハノンさん。将来も短距離路線を専門にするタイプでしょうか。
オーク・トゥリー・ステークス(GⅢ、3歳上牝、7ハロン)は16頭の登録から2頭が取り消し。14頭立てで行われました。
これも1番人気(2対1)に推された馬が好走、見事に勝っています。スタウト厩舎、ムーア騎乗のヴィジット Visit ですね。
2着は頭差でシャイアン・スター Sheyenne Star 、3着には更に2馬身4分の1遅れて25対1の穴馬シェイビバ Shabiba が入線しています。
これは3歳上の混合戦でしたが、2着を除いて1着から6着までが3歳馬。勝ったヴィジットは2歳時にパターン・レースに勝っていますが、今シーズンはこれが2戦目。前走のリステッド・ステークスは2着でしたが、これから本格化してくるタイプでしょうか。名伯楽スタウト師の腕の見せ所でしょう。
4日目のフォト・ギャラリー ↓
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