グッドウッド2008・初日

昨日(7月29日)からグローリアス・グッドウッドが始まっています。ネタがいろいろあるんで何とも忙しい日記。
ということで、開催についての概要は去年書きましたから、知りたい人は去年の7月末の日記も併せ見るように・・・。
全部で5日間開催、パターン・レースは12鞍組まれています。大きな注目は今日のサセックス・ステークスと最終日のナッソー・ステークスでしょうね。特にサセックスは既に枠順も発表されていて、今年のGⅠ4勝目を狙うヘンリーザナヴィゲイターが話題。電子競馬新聞の見出しのように“sweet sixteen”となりますか否か。
初日のパターン・レースについては簡単な結果だけにしておきます。いろいろ調べる時間もありませんので。
ゴードン・ステークス(GⅢ、3歳、1マイル4ハロン)は6頭立て。通常これはセントレジャーへのステップレースになります。
英国の至宝とも呼べるマイケル・スタウト調教師、不思議なことにまだセントレジャーに勝っていません。ハード・トップ Hard Top とかリーガル・フラッシュ Regal Flush で王手をかけたこともあるんですが、何故か幸運の女神が微笑んでくれません。
そんなスタウト師にとって候補が1頭誕生しました。1対2という圧倒的本命に支持されたコンドュイ Conduit が貫禄勝ちを収めました。もちろん鞍上はライアン・ムーア。ロイヤル・アスコットのキング・エドワード7世ステークスはやや不利があって2着惜敗でしたが、ここはキッチリ勝ちましたね。
ただし着差は頭差。ドネガル Donegal を捩じ伏せています。3着は1馬身半差でオブライエン厩舎のへブリディーン Hebridean 。
コンドュイがそのままセントレジャーに向かうか否かは未定だそうです。実はスタウト厩舎にはパトカイ Patkai という有力馬がいて、今のところセントレジャーはこれが3対1の1番人気です。コンドュイには7対1のオッズが出ました。
ベットフェアー・カップ(GⅡ、3歳上、7ハロン)は9頭立て。古馬5頭対3歳4頭という図式で、3歳クラシックのマイル路線で健闘してきたインフォーリブル Infallible が5対4の本命。
しかしレースは、ハノン厩舎所属の同じ3歳ながら牡馬のパコ・ボーイ Paco Boy が勝ちました。7対1で、ヒューズ騎乗。フランス2000ギニー7着は好走と言えるのですが、ここまで休んだためにやや人気を落としていました。
2着は首差でスティミュレーション Stimulation 、これも3歳馬です。3着は更に2馬身半差で5歳のデューネライト Dunelight 。去年のこのレースでも3着でしたね(勝ったのはタリク Tariq)。
人気のインフォーリブルは5着敗退。ネル・グィン、1000ギニー、コロネーション、フォルマスと使い詰めで来た反動が出たのかもしれません。勝ったパコ・ボーイと好対照。
モールコム・ステークス(GⅢ、2歳、5ハロン)は当初15頭の登録がありましたが、4頭が取り消して11頭立てで行われました。
勝ったのは5対1に支持されたフィンジャーン Finjaan 。トレゴーニング厩舎、ヒルズ騎手のコンビです。これで3戦2勝。
2着は頭差で8対1のボニー・チャーリー Bonnie Charlie 。3対1の1人気に支持されたスピン・サイクル Spin Cycle は5着でした。
レースはリーヴォーズ・ワールド Rievaulx World とジャージェル Jargelle が凄いペースで逃げ、最後に1・2着馬の追い込みが決まったようです。逃げた2頭、ジャージェルが3着(1馬身4分の1)、リーヴォーズ・ワールドが4着に流れ込みました。

 

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