デットーリで楽勝

7月22日、イギリスのG戦はニューバリー競馬場のハックウッド・ステークス Hackwood S (GⅢ、3歳上、6ハロン)一鞍です。

この日は雨が降ったこともあり、馬場は soft に軟化。3頭が取り消して10頭が参戦しました。3歳馬は3頭、他はみな古馬で、3対1の1番人気に支持されたのは去年デューク・オブ・ヨーク・ステークス(GⅡ)を制したマジカル・メモリー Magical Memory 。ここでは格上、戻って来たデットーリのお手馬の1頭でもあります。
逃げたのは4番人気(8対1)のギフテッド・マスター Gifted Master でしたが、2番手に付けた最低人気(20対1)のレディー・マカパ Lady Macapa が交わして先頭。しかし中団に付けていた本命マジカル・メモリーと同じく最低人気の3歳馬パーフェクト・エンジェル Perfect Angel とが連れて抜け出し、最後はマジカル・メモリーがパーフェクト・エンジェルに1馬身4分の1差を付けて人気に応えました。レディー・マカパが1馬身4分の3差で3着。

勝ったマジカル・メモリーはチャールズ・ヒルズ厩舎の5歳馬で、G戦はこれが3勝目。去年はニューマーケットのアバーナント・ステークス(GⅢ)と上記ヨークのGⅡ戦を連勝し、ロイヤル・アスコットのダイヤモンド・ジュビリーは4着でした。
今期はデューク・オブ・ヨークが2着、ダイヤモンド・ジュビリーは19頭立ての18着と惨敗に終わりましたが、前走ヘイドックの6ハロン条件戦に勝ち、これで2連勝。3歳時のスチュワーズ・カップ(ハンデ戦)も含めて、G戦勝利は全てランフランコ・デットーリとのコンビ。この日もフライング・ディスマウントを披露して、同馬との相性の良さをアピールしていました。秋はフランス遠征を計画している由。

 

 

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください