2017キングジョージの枠順
今週の土曜日、29日にアスコット競馬場で行われるキング・ジョージⅥ世・アンド・クィーン・エリザベス・ステークスの枠順が発表されました。
当欄、クラシック・レース以外で事前に枠順を紹介しておくのは、キングジョージと凱旋門賞だけと決めています。
01 ベンバトル Benbatl
02 ジャック・ホッブス Jack Hobbs
03 アイダホ Idaho
04 ハイランド・リール Highland Reel
05 シックスティーズ・ソング Sixties Song
06 マイ・ドリーム・ボート My Dream Boat
07 イネイブル Enable
08 ユリシーズ Ulysses
09 デザート・エンカウンター Desert Encounter
10 マーヴェリック・ウェイヴ Marverick Wave
通常なら2連覇の掛かるハイランド・リールが1番人気になる所でしょうが、どうやら雨が予想されていて馬場がこの馬向きにはならない様子。
ということで、今年は3歳牝馬のイネイブルが本命になるのは間違いなさそうですね。日本では3歳牝馬がいきなり古馬の牡馬たちを相手に1番人気と言うのは考え難いことですが、現実にオークスや愛オークスから先輩の男馬を蹴散らしてキングジョージを制した馬は何頭も出ています。
ゴスデン厩舎はイネイブルの他にもジャック・ホッブス、マーヴェリック・ウェイヴを加えた3頭出しで、もちろん一昨年の愛ダービー馬ジャック・ホッブスも勝ち負けを争える1頭。マーヴェリック・ウェイヴはペースメーカーとして援護射撃に回るでしょう。
相手はそれでもオブライエン厩舎のハイランド・リールでしょうか。イネイブルのデットーリ、2連覇を狙うムーアのジョッキー争いも大変な見所。3歳牝馬で負担重量が軽いデットーリは、減量がキツイかもね。
オブライエン厩舎のもう1頭アイダホも単なる援護じゃありません。前走同じアスコットでハードウィック・ステークスを制し、鞍上はシーミー・ヘファーナン。
キングジョージと言えばスタウト厩舎も得意とするところで、今年は前走エクリプス・ステークスを制したユリシーズが参戦してきました。人気2頭を纏めて負かすならこの馬か。
不気味な所では、去年のカルロス・ペレグリニ大賞を制したアルゼンチンの強豪シックスティーズ・ソングが遠征してきたこと。勝ち負けは別にして南北半球の対決は興味津々です。
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