ゲルギエフもロシア・プログラム

コンセルトヘボウに続いて登場したのは、お馴染みゲルギーとマリインスキーの仲間たち。こうなれば10月革命100年記念の年にロシア・プロをぶつけるしかないでしょ。今年のプロムス・ロシア・シリーズの真打。

9月3日 ≪Prom 68≫
プロコフィエフ/10月革命20周年のためのカンタータ
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第3番
     ~休憩~
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
 マリインスキー劇場管弦楽団
 指揮/ヴァレリー・ゲルギエフ
 合唱マリインスキー劇場合唱団
 ピアノ/デニス・マツーエフ

何と言っても目を惹くのが、最初に演奏されたプロコフィエフ。こんな作品があったのかというほどのもので、私には全くの新知見でした。
生前には演奏されなかった作品だそうで、まるで革命の進行を実況中継しているような音楽でした。アコーディオン、メガホンで叫ぶ場面、サイレンの描写など結構長い作品で、些か機会音楽的な感じがしないでもない。

続いては、これまた演奏機会には恵まれないチャイコフスキーの単一楽章で書かれた第3ピアノ協奏曲。私は第1番と第2番しかスコアを持っていませんが、大丈夫、第3はペトルッチでダウンロードできます。
協奏曲としては短いということもあってか、何とアンコールにルトスワフスキのパガニーニ変奏曲が演奏されました。もちろんオーケストラ伴奏付。いくら何でもこれはアンコールじゃないでしょ。最初からプログラムに掲載しても良いような大曲です。
マツーエフのアンコールはこれで終わりじゃありません。本当のアンコールとしてリャードフの音楽玉手箱も披露されました。

ということで、前半だけで1時間20分の長大な演奏会になります。

メインはショスタコーヴィチの人気曲。「革命」というタイトルで呼ばれることがありますが、それは日本だけのこと。革命とは縁もゆかりもないシンフォニーです。大好きという人と大嫌いという人に分かれることでも極端な作品。
オーケストラ単独でもアンコールがあって、リャードフのババ・ヤーガ。結局、休憩も入れれば3時間のマラソン・コンサートになりました。

 

 

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