凱旋門賞最終便

9月16日はフランスでもG戦が2鞍行われています。very soft と如何にもフランスの秋競馬らしいメゾン=ラフィット競馬場。共に2000メートルですが、一つは3歳馬による周回コース、もう一つは古馬による直線コースです。
ローテーション的には2週後の凱旋門賞に間に合うスケジュールで、実際ここから凱旋門賞を制した馬もいますが、一般的にはマイナーなG戦ということもあり、現地からのレポートはありません。

先ずオレンジ公賞で知られるプランス・ドランジュ賞 Prix du Prince d’Orange (GⅢ、3歳、2000メートル)は6頭立て。仏ダービー3着の実力馬レコレトス Recoletos が6対4の1番人気。
2番人気(31対10)のアファンデム Afandem が逃げましたが、2番手でマークしたレコレトスがレース半ばで早くも先頭。そのまま3番人気(54対10)プルマティック Plumatic の追撃をハナ差抑えて優勝。1馬身4分の3差でアファンデムが3着に入りました。

クリストフ・ラッフォン=パリアス厩舎、オリヴィエ・ペリエ騎乗のレコレトスは、グレフュール賞(GⅡ)を含む今期3連勝で挑んだ仏ダービーがブラムトー Brametot の3着。秋初戦のギョーム・ドルナーノ賞(GⅡ)ではブラムトー共々7着に敗れて今年の3歳牡馬の評価を落としましたが、ここで復活。凱旋門賞の出否は不明ですが、クラシック世代を代表する牡馬ではあります。

もう一鞍のラ・クープ・ド・メゾン=ラフィット La Coup de Maisons-Laffitte (GⅢ、3歳上、2000メートル直線)も6頭立て。こちらは今期3戦目、前走ニューマーケットのジョッキー・クラブ・ステークス(GⅡ)2着以来となるワン・フット・イン・ヘヴン One Foot In Heaven が6対4の1番人気。
レースはスタンド側と馬場中央の二手に分かれ、中央(4頭)を選択した2番人気(21対10)のガーリンガリ Garlingari が、同じく中央を2番手で追ったワン・フット・イン・ヘヴンに4分の3馬身差を付ける事実上の逃げ切り勝ちとなりました。スタンド側(2頭)の2番手を進んだ3番人気(41対10)のハッグル Haggle が頭差の3着。

コリーヌ・バランド=バルブ女史が調教し、ステファン・パスキエが騎乗したガーリンガリは6歳せん馬。せん馬故に凱旋門賞の出走資格はありませんが、去年4月のダルクール賞(GⅡ)以来となる久々の勝利となりました。今期はこれで5戦全てがG戦で、前走ドーヴィル大賞典(GⅡ)は5着に終わっています。
凱旋門賞について言えば、勝馬には無縁ながら僅差で2着したワン・フット・イン・ヘヴンは、去年の6着馬。これもレース後のコメント等は聞いていませんが、トライアルを順調にこなして本番に臨むのではないでしょうか。前年より順位を上げて掲示板に乗る好走を期待したいところ。

 

 

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