繁殖牝馬への手土産

セントレジャーが行われた16日、アイルランドのゴウラン・パーク競馬場でもヒッソリとG戦が一鞍行われました。

soft to heavy の馬場で行われたデニー・コーデル・フィリーズ・ステークス Denny Cordell Fillies S (GⅢ、3歳上牝、1マイル1ハロン100ヤード)は11頭立て。人気は割れて2頭が7対2のジョイント・フェイヴァリットで並びます。2走前にGⅠ戦にも出走したラガノア Laganore と、2連勝中の3歳馬ダブレナ Dabulena 。
5番人気(7対1)のキー・トゥー・マイ・ハート Key To My Heart が逃げ、後方に待機した人気の一角ラガノアが追い込み、中団から伸びた8番人気(14対1)アイム・ソー・ファンシー I’m So Fancy との叩き合いを2馬身制して期待に応えました。3着には8馬身半の大差が付いて5番手を進んだ5番人気(7対1)のウィラミナ Wilamina が入り、人気の一角ダブレナは3番手を進むも10着大敗。

アントニー・マーチン厩舎、コリン・キーン騎乗のラガノアは、これが今期初勝利、G戦も初勝利となる5歳馬。去年はニューマーケットのリステッド戦などに3勝し、今期はプリティー・ポリー・ステークス(GⅠ)5着、前走キルボイ・エステート・ステークス(GⅡ)3着などG戦を戦ってきた実績があります。
このあとは未定ですが、オーナー・サイドは繁殖に上げたい意向とのこと。マーチン師とオーナーとが検討することになりますが、このまま現役に留まる可能性は少ないようです。

 

 

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