コロンブス記念日のG戦
10月10日は体育の日、日本では休日競馬が行われましたが、アメリカもコロンブス記念の休日で、ベルモント・パーク競馬場でニッカーボッカー・ステークス Knickerbocker S (芝GⅢ、3歳上、9ハロン)が行われました。
yielding の馬場に2頭が取り消して7頭立て。G戦未勝利ながら前走サラトガのバーナード・バルーク・ステークス(芝GⅡ)で首差2着惜敗のジェイ・ギャッツビー Jay Gatsby が2対1の1番人気。
2番人気(3対1)のハート・トゥー・ハート Heart to Heart が逃げ、ジェイ・ギャッツビーは3番手追走。直線に入っても逃げ馬の脚色は衰えず、本命がジワジワと差を詰めるも、ハート・トゥー・ハートがジェイ・ギャッツビーに半馬身差を付けて逃げ切りました。6番手を進んだ5番人気(5対1)のブラックタイプ Blacktype が2馬身半差の3着に入り、去年1番人気で7着に終わったウォー・ダンサー War Dancer は、今年は7番人気(13対1)で又も7着に終わっています。
ブライアン・リンチ厩舎、イラッド・オルティス騎乗のハート・トゥー・ハートは2014年にカナダのチャンピオン3歳牡馬のタイトルを獲得した馬で、これがG戦7勝目となる5歳牡馬。今年は1月にフォート・ラウダーデール(芝GⅡ)、2月にもカナディアン・ターフ(芝GⅢ)に勝ち、6月にシューメーカー・マイル(芝GⅠ)で4着して以来4か月振りの競馬でした。休み明けのフレッシュな気持ちの時の方が走るタイプで、ここは順当勝ちと言って良さそうです。
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