3頭立てのクリテリウム
10月13日のヨーロッパ競馬、1日遅れの結果報告ですが、続いてはフランス編。
メゾン=ラフィット競馬場で行われた伝統ある2歳戦、クリテリウム・ド・メゾン=ラフィット Criterium de Maisons-Laffitte (GⅡ、2歳、1200メートル)は soft の馬場ということもありましょうが、当初登録の5頭から更に2頭が取り消して僅かに3頭立て。日本なら競馬が成立しない(馬券が売れない!)レヴェルですが、あくまでもヨーロッパは選良選別が目的ですから3頭でも成立します。前走ニューバリーのミル・リーフ・ステークス(GⅡ)で3着しているネボ Nebo が1対2の断然1番人気。
そのネボが内から先頭に立って逃げましたが、外を離れず追走していた2番人気(5対2)のファイティング・アイリッシュ Fighting Irish が最後で本命馬を内から頭差交わして優勝。3番人気(27対10)のフレンチ・ペガサス French Pegasus が人気通り3馬身差の3着でした。
英国のハリー・ダンロップ厩舎、ここはクリスチャン・デムーロが騎乗したファイティング・アイリッシュは、3戦目にソールズベリーの6ハロンで初勝利。続くヨークの一般ラン7ハロンは4着に終わり、前走ヤーマスでは6ハロンに戻ったハンデ戦で2勝目。2連勝でG戦初勝利となりました。クラシックとは無縁、来期も短距離路線を歩むものと思われます。
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