ダンテ開催最終日

昨日はヨーク競馬場のダンテ・ミーティングの最終日、パターン・レースはヨークシャー・カップ Yorkshore Cup (ＧⅡ、４歳上、１マイル６ハロン)一鞍です。
馬場状態は good 、８頭が出走してきました。一昨年のセントレジャー馬アークティック・コスモス Arctic Cosmos 、去年の仏セントレジャー馬ビー・ファビュラス Be Fabulous など錚々たるステイヤーが顔を揃えましたが、１番人気(９対４)は前走ジョン・ポーター・ステークス(ＧⅢ)に勝ったハリス・トゥイード Harris Tweed でした。

レースはそのハリス・トゥイードが逃げ、残り２ハロンまで先頭を守っていましたが、４～５番手を進んだ２番人気(４対１)のレッド・カドー Red Cadeaux が抜け、内ラチ(スタンドから遠い側)に向けて寄れながらも外から追い込むグレンズ・ダイアモンド Glen’s Diamond を１馬身抑えて優勝。３着には１馬身４分の３差で逃げたハリス・トゥイードが粘りました。ビー・ファビュラスは７着、アークティック・コスモスも８着と大敗。

勝ったレッド・カドーはエド・ダンロップ厩舎、トム・マクローリン騎乗の６歳馬で、去年は愛セントレジャー３着、メルボルン・カップ２着、香港ヴァーズ３着と国外の長距離戦で好走してきた実績。今シーズン初戦はケンプトンのポリトラック・コースに変更されたサガロ・ステークス(ＧⅢ)で２着(優勝はカラー・ヴィジョン Colour Vision)していました。
長距離戦はもちろん、１マイル半のクラシック距離のＧⅠ戦でも好勝負してきた同馬、今後はコロネーション・カップもロイヤル・アスコット(ハードウィック・ステークス)もプランに入っている由。アスコットの後は夏休みを取り、秋は再びオーストラリアというのが自然な流れになるのではないでしょうか。

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