前走を覆してG戦初勝利

10月13日、不在中の競馬日記、最後はアメリカ編。キーンランド競馬場で行われたフランクリン・カウンティー・ステークス Franklin County S (芝GⅢ、3歳上牝、5.5ハロン)です。去年からGⅢに格上げされたレースで、フルゲートを上回る16頭か登録していましたが、取り消しと除外が4頭出て、firm の芝コースに12頭立て。去年のBCジュヴェナイル・フィリーズ・ターフの4着馬で前走ケンタッキー・ダウンズ・レディース・スプリント(リステッド戦)に勝ったラル Lull が2対1の1番人気。
4番人気(9対2)カスガ Kasuga が逃げましたが、2番手を進んだ2番人気(5対2)のモーティシア Morticia が直線半ばでこれを外から捉えると、5番手から追い込む7番人気(25対1)のジャスタ・レディー Justa Lady を半馬身抑えて優勝。ラルも6番手から猛然と追い込みましたが、2馬身及ばず3着に終わりました。
ジョージ・アーノルド厩舎、ホセ・レズカノ騎乗のモーティシアは、前走ケンタッキー・ダウンズ・レディース・スプリントではラルの4着に敗れていた同期の3歳馬。春のキーンランドではアパラチアン・ステークス(芝GⅡ)で2着し、そのあとリステッド戦に3連勝。そして前走でラルに4連勝を阻まれていました。今回はその雪辱を果たすとともに、G戦初勝利を挙げた形です。

 

 

 

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