11月4日、BC以外のアメリカ競馬

今日はブリーダーズ・カップの結果が順次飛び込んでくる中、アメリカのトランプ大統領が来日と、気になってブログに集中できません。BCのデル・マー以外にも二鞍のG戦が行われていましたので、簡単に紹介しておきましょう。
誰も注目していないレースだとは思いますが・・・。

アケダクト競馬場のロング・アイランド・ハンデキャップ Long Island H (芝GⅢ、3歳上牝、12ハロン)はBC前に終了していますが、firm の馬場に6頭立ての長距離戦。フランス産馬でアメリカに転戦してから3回連続で2着しているアルル Arles (以前のレポートではアメリカ風にアーレスと呼んでいたかも知れません)がイーヴンの1番人気。
スタートから楽に先頭に立ち、その後もゆったりしたペースでレースを進めたアルルが、5番手から追い込む2番人気(2対1)のガリレオズ・ソング Galileo’s Song に1馬身4分の3差を付ける逃げ切り勝ちで人気に応えました。3番手を進んだ5番人気(9対1)のテクスティング Texting が1馬身差の3着。
グレアム・モーション厩舎、ニック・フアレズ騎乗のアルルは、去年のグレン・フォールズ・ステークス(芝GⅢ)とレッド・カーペット・ハンデ(芝GⅢ)、今年のラ・プレヴォヤンテ・ハンデ(芝GⅢ)と連続で2着し、漸く4度目の正直でアメリカG戦初制覇となりました。ゆったりと間を開けたローテーションが合っているのでしょう。

もう一つはチャーチル・ダウンズ競馬場のチルッキ・ステークス Chilukki S (GⅡ、3歳上牝、8ハロン)。ナイター競馬なのでゴール板前は照明で照らされています。fast の馬場に2頭が取り消して14頭立て。前走ベルデイム・ステークス(GⅠ)で2着の実績を持つマネーズオンシャルロット Money’soncharlotte が2対1の1番人気。
2番人気(4対1)のファレル Farrell が逃げ、これを3番手でマークした本命マネーズオンシャルロットに1馬身差を付ける逃げ切り勝ちとなりました。7番手から追い込んだ7番人気(16対1)のモータウン・レディー Motown Lady が半馬身差の3着。
ウエイン・カタラーノ厩舎、チャニング・ヒル騎乗のファレルは、今年のオークス(14着)にも出走した3歳馬。4連勝でフェア・グラウンズ・オークス(GⅡ)を制した馬で、前走9月のチャーチル・ダウンズではリステッド戦(ドグウッド・ステークス)の5着でした。

 

 

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