「二度目の」ミスター・プロスペクター

12月も残り2週間となったアメリカ競馬、今週はクリスマスの聖週間直前とあって、12月23日に行われたG戦はガルフストリーム競馬場のミスター・プロスペクター・ステークス Mr. Prospector S (GⅢ、3歳上、7ハロン)一鞍だけでした。

実はこのG戦、今年のG戦第1号として元旦にも行われており(当然4歳上のレースとして)、今年2度目。その前、2016年は施行されていませんでしたから、このような特殊なケースになったのでしょう。2017年の12月バージョンは、fast の馬場に10頭立て。2015年にこのレースを制したエックス・ワイ・ジェット X Y Jet が2度目の勝利を目指して出走し、3対2の1番人気。
その本命馬がスタートから先手を取り、最後は外から差を詰められたものの、ここは格が違うとばかりに堂々の逃げ切り勝ちで二度目のミスター・プロスペクター勝ちです。2着は2番手を追走した3番人気(9対2)のファースト・グロウス First Growth がそのまま半馬身差で続き、4馬身差の3着も3番手を進んだ2番人気(5対2)のソニック・ミュール Sonic Mule で、典型的な行った行ったの競馬となりました。このレースを二度制したのは、同馬が初。
ホルヘ・ナヴァロ厩舎、エミサエル・ジャラミーヨ騎乗のエックス・ワイ・ジェットは、これが3つ目のG戦勝ちとなる5歳せん馬。2015年のミスター・プロスペクター(9馬身4分の1差)がG戦初勝利で、これを真ん中にガルフストリーム・パーク・スプリント・ステークス(GⅢ)まで一気に5連勝。そのあとドバイに遠征してドバイ・ゴールデン・シャヒーン(GⅠ)で2着、ヴォスバー・ステークス(GⅠ)が5着、そしてローレルのデ・フランシス・メモリアル・ダッシュ(GⅢ)では3着となりましたが、脚部故障のため1年1か月の休養。今回は長期休養明けを克服し、ミスター・プロスペクター二度目の制覇を成し遂げました。エックス・ワイ・ジェットの最終目標は、来年3月末に行われるドバイのゴールデン・シャヒーン制覇になる由。

 

 

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