2017キーンランド秋開催がスタート

昨日の10月6日、首題のキーンランド競馬場秋開催が始まりました。この開催は連日のようにG戦が続き、漏れなく追いかける身としては忙しい日々となりますが、初日に組まれたG戦は2鞍です。

何れも勝馬には夫々の分野の優先出走権が与えられますが、秋開催最初のG戦フェニックス・ステークス Phoenix S (GⅡ、3歳上、6ハロン)はBCスプリントの前哨戦で、去年からGⅡ戦に格上げされた一戦。fast の馬場に11頭が参戦し、前走アルフレッド・G・ヴァンダービルト・ハンデ(GⅠ)3着のリムジン・リベラル Limousine Liberal が5対2の1番人気。BCスプリントは一昨年11着、去年は4着で出走すれば3度目の挑戦となる馬です。
7番人気(16対1)のオウサム・バナー Awesome Banner が1番枠を利して逃げ、リムジン・リベラルは8番手の後方から。前半7番手で待機していた3番人気(3対1)のウィットモア Whitmore が4番手に上がり、直線でゴール前ギリギリ逃げ馬をハナ差捉えて優勝。外を通ってリムジン・リベラルも猛追しましたが、首差及ばず3着惜敗です。
勝ったウィットモアはロン・マケット厩舎、マヌエル・フランコ騎乗の4歳せん馬で、3歳時にはアーカンソー・ダービー(GⅠ)3着からケンタッキー・ダービーに挑戦して11着。その年の暮れにスプリントに転向し、翌年4月のカウント・フリート・ステークス(GⅢ)、5月のメリーランド・スプリント・ステークス(GⅢ)を含めて5連勝していました。そのあと6月のベルモントでトゥルー・ノース・ステークス(GⅡ)で3着、前走9月にはローレルでフランク・J・デ・フランシス・メモリアル・ダッシュ(GⅢ)でも3着し、再び勝利の軌道へ。初挑戦となるBCスプリントに向かうのは間違いないでしょう。

初日のメイン、アルシバイアディーズ・ステークス Alcibiades S (GⅠ、2歳牝、8.5ハロン)はもちろんBCジュヴェナイル・フィリーズのトライアルで、10頭立て。メンバー中只1頭の無敗馬、チャーチル・ダウンズの6ハロンでデビュー勝ちしたばかりのプリンセス・ウォリアー Princess Warrior が3対2の1番人気。
逃げたのは6番人気(14対1)で未勝利馬のダンシング Dancing 。これを2番手でマークしていたダンシングと同厩の4番人気(5対1)ヘヴンリー・ラヴ Heavenly Love が第3~4コーナー中間でこれを外から捉えると、直線は独走。7番手から抜けてきた本命プリンセス・ウォリアーに5馬身半差を付ける圧勝で観客の度肝を抜きました。逃げたダンシングが粘って1馬身半差の3着。
結局1・3着馬となったのはマーク・カッセ厩舎で、勝利騎手はジュリアン・ルパルー。ヘヴンリー・ラヴは6月にガルフストリームでデビューして3着の後、2戦目でケンタッキー・ダウンズの6ハロン戦を5馬身差で制し、再度の圧勝劇で2連勝。優先出走権を得たBCジュヴェナイル・フィリーズでは人気の1頭になるでしょう。半姉のフォレヴァー・ダーリング Forever Darling はサンタ・イネズ・ステークス(GⅡ)の勝馬ですが、2代母ローミン・レーチェル Romin Rachel が天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念のゼンノロブロイの母でもあるという血統。牝系から見れば距離延長は望むところではないでしょうか。BCを制して来年のクラシックに乗るか・・・。

 

 

 

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