東京交響楽団・第42回モーツァルト・マチネ(オンライン)

8月22日、ミューザ川崎シンフォニーホールで行われた東響のモーツァルト・マチネが無料ライブ配信されました。

モーツァルト/2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K190
モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調K219「トルコ風」
 ヴァイオリンと指揮/大谷康子
 ヴァイオリンとコンサートマスター/水谷晃

ミューザ川崎のライブストリーミングは、7月から8月にかけて開催されたフェスタサマーミューザをセット券で楽しんだばかりですが(アーカイブ配信は今月一杯視聴可)、今日の配信はニコニコ動画を使ってのもの。
東響は最も早くから演奏会のライブ配信に取り組んできたオーケストラの一つで、このニコニコ動画による配信も回を重ねてきました。私も確か今回が3回目で、これまで原田慶太楼とのハフナー交響曲他、井上道義とのリンツ交響曲他の番組を見ています。

ブログで紹介するのは今回が初めて。私はニコニコ動画の会員ではないので、毎回東響のホームページの案内に従って視聴しています。
ニコ生の特徴は、会員登録すればコメント投稿や投げ銭が出来ることで、何も設定しなければ画面にコメントが次々に表示されることでしょう。クラシック音楽に馴染みのない人から相当なマニアまで、コメントを読んでいるとそれなりに楽しいのですが、個人的にはやや煩わしくもあり、コメント非表示にして鑑賞しました。コメントは終わってからでも暫くは読むことが出来ます。

画面は固定カメラの映像と複数カメラの二通りが選択できますが、私は複数カメラの方が楽しく視聴できました。これだと演奏者の表情もアップになるし、時折客席も映ります。
今回は4千人以上が視聴していたようですが、ホールの座席数を遥かに上回るもの。投げ銭(スパチャ)の一部はオーケストラの収入にもなりますから、これからの音楽会鑑賞スタイルとして定着していくものと思われます。特に今日のような猛暑の中で出掛けるのは老体にとっては酷なもの。有難くホリデー・モーニング・コンサートの雰囲気、爽やかなモーツァルト演奏を楽しませてもらいました。

画質も音質も安定。回を重ねて進歩が感じられます。拙宅は比較的大きいモニターを使っていますから、画面半分に配信映像を、もう半分にはダウンロードしているスコアを呼び出しての鑑賞。これが良いんですよね。

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