カテゴリー: アメリカ競馬

ケンタッキー・ダービーへの道(5)

やっと土曜日のアメリカ競馬も最後の記事に辿り着きました。カリフォルニア州サンタ・アニタ競馬場からの4鞍です。 最初は、去年は5月のレースだったロイヤル・ヒロイン・ステークス Royal Heroine S (芝GⅡ、4歳上牝、8ハロン)。f...

ケンタッキー・ダービーへの道(4)

アケダクトに続いては、ニューヨークとほぼ同時進行していたケンタッキー州のキーンランド競馬場から。こちらもG戦は5鞍でしたが、アケダクトとは対照的に大荒れの結果となりました。 最初のコモンウェルス・ステークス Commonwealth S (...

ケンタッキー・ダービーへの道(3)

ヨーロッパに続いて、4月8日のアメリカ競馬を振り返ります。恐らくダービー1か月前の土曜日はアメリカ競馬1年を通しても最も数多くのG戦、クラシック・トライアルが行われる時期で、当ブログの最大繁忙期でもあります。 今年は3つの競馬場で合計14鞍...

オスカー・パフォーマンスの復帰戦

ダービーを1か月後に控えたアメリカ競馬、冬/春開催のG戦シリーズを先週終えたフロリダに代わって、今秋からはダービー開催の行われるケンタッキー州でキーンランド競馬場の春開催がスタートしました。 4月7日から28日までのほぼ3週間、この開催では...

今年のトーキョー・シティ・カップは

クラシック・シーズンに突入したアメリカ競馬ですが、昨日の日曜日はクラシックとは無縁のG戦2鞍が行われています。 先ず、アケダクト競馬場のトップ・フライト・インヴィテーショナル・ハンデキャップ Top Flight Invitational ...

ケンタッキー・ダービーへの道(2)

続いて4月1日に行われたルイジアナ州フェア・グラウンズ競馬場の4鞍。 第8レースのニュー・オーリーンズ・ハンデキャップ New Orleans H (GⅡ、4歳上、9ハロン)は、fast の馬場に1頭が取り消して9頭立て。一昨年のスティーヴ...

ケンタッキー・ダービーへの道(1)

4月に入りました。今年のケンタッキー・ダービーは5月の第1土曜日、6日が本番ですから、残り5週間となります。4月は第1週から第3週までに各競馬場でダービーとオークスのトライアルが予定されており、4月上旬が2014年生まれのサラブレッドたちに...

メキシコ国境沿いの壁、じゃなくてダービー

3月最後のアメリカ競馬G戦は、3月26日の日曜日にニュー・メキシコ州サンランド・パーク競馬場で行われたサンランド・ダービー Sunland Derby (GⅢ、3歳、9ハロン)一鞍です。 ここはメキシコ国境地帯、エルパソ郊外にある砂漠の中の...

ドバイに霞んだアメリカの土曜競馬

3月25日の競馬界の話題は、何と言ってもドバイ・ワールド・カップ・シリーズでした。佐々木オーナーのヴィブロスがドバイ・ターフを制した日本も沸きましたが、アロゲート Arrogate が圧巻の後方一気差し切り勝ちを演じたアメリカはそれ以上。 ...

今週は古馬牝馬戦線

3月も第3週、今週のG戦は3月18日(土曜日)の4鞍だけで、その内3鞍が古馬牝馬によるG戦。順当に強い馬が勝ったレースもあれば、大本命惨敗の一戦もあり、斑模様とでも言いましょうか・・・。 今年の古馬牝馬戦線は、チャンピオンの座にあったビホー...

二度目の正直、G戦初制覇

3月12日、日曜日のアメリカ競馬G戦は、サンタ・アニタ競馬場のサンタ・アナ・ステークス Santa Ana S (芝GⅡ、4歳上牝、9ハロン)一鞍のみ。この日は雨の心配も無く、馬場は firm 、予定通り8頭が顔を揃えました。目下ステークス...

今年最初のGⅠ戦3連発

3月11日は、サンタ・アニタでGⅠ戦が3戦続けて行われる、今年最初の競馬フェスティヴァル。例年に比べて小粒な印象もありましたが、終わって見れば実力馬が順当に力を発揮した一日となったようです。 最初に、アケダクト競馬場はトム・フール・ハンデキ...