今年のトーキョー・シティ・カップは

クラシック・シーズンに突入したアメリカ競馬ですが、昨日の日曜日はクラシックとは無縁のG戦2鞍が行われています。

先ず、アケダクト競馬場のトップ・フライト・インヴィテーショナル・ハンデキャップ Top Flight Invitational H (GⅢ、4歳上牝、9ハロン)。去年は嵐で順延されたレースですが、今年は予定通り行われました。fast の馬場に1頭が取り消しての5頭立て。前走3月4日にアケダクトの一般ステークス(ヘヴンリー・プライズ・インヴィテーショナル・ステークス)を逃げ切ったイザベル Isabelle が4対5の1番人気。
そのイザベルがスタートから飛ばして逃げましたが、前走とは違って半ばで早くも一杯。2番手を追走していた2番人気(2対1)でメンバー中唯一のG戦勝馬ヴァーヴズ・テイル Verve’s Tale が先頭に立ちましたが、3番手を進んでいた3番人気(3対1)のモー・グリーン Mo’ Green がこれを捉え、ヴァーヴズ・テイルに3馬身半差を付けて優勝。4番手に付けていた最低人気(38対1)のオアシス・アット・ミッドナイト Oasis At Nidnight が3着に入り、イザベルは最下位惨敗に終わりました。
ジョン・サーヴィス厩舎、イラッド・オルティス騎乗のモー・グリーンは、これがステークスもG戦も初勝利となる4歳馬。去年はガルフストリーム・パーク・オークス(GⅡ)とモンマス・オークス(GⅢ)に出走しましたが、共に6着。今期はガルフストリームのアローワンス戦に勝ち、前走ロイヤル・デルタ・ステークス(GⅡ)で2着と成長を見せていました。実はモー・グリーン、前走まではジョセフ・オルセーニョ厩舎に所属しており、今回が新厩舎での初戦。それまではパドックでイラつきを見せていたそうですが、今回は馬が変わったように大人しかった由。環境の変化が影響したのかもしれません。

日曜日のG戦、もう一鞍がサンタ・アニタ競馬場で行われたトーキョー・シティー・カップ Tokyo City Cup (GⅢ、4歳上、12ハロン)。大井競馬場とタイアップされたダートの長距離戦、fast の馬場に6頭が出走し、去年の勝馬で8歳の古豪ビッグ・ジョン・ビー Big John B が3対2の1番人気。
2番人気(2対1)のアルゼンチン出身馬ハイ・ハッピー Hi Happy が逃げ、ビッグ・ジョン・ビーは前半最後方。最後は逃げ粘るハイ・ハッピーと、後方から追い込む本命馬と5番手追走の3番人気(4対1)ハード・エイシズ Hard Aces の三つ巴となり、写真判定の結果外を通ったハード・エイシスが、中のビッグ・ジョン・ビーを首差抑えてマラソンを制しました。ハナ差で最内のハイ・ハッピーが3着の大接戦。
ジョン・サドラー厩舎、サンチャゴ・ゴメス騎乗のハード・エイシズは、去年7月のクーガー・ハンデ(GⅢ)以来となる勝鞍で、G戦は3勝目の7歳牡馬。2015年にサンタ・アニタ・ゴールド・カップを制したレッキとしたGⅠホースで、GⅠ勝ちは伊達じゃないという所でしょう。前走サンタ・アニタ・ハンデ(GⅠ)は6着で評価を落としていましたが、去年のBCプログラムではマラソン・ステークス(GⅡ)で2着し、長距離適性を証明していました。

 

 

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