カテゴリー: アメリカ競馬

暑きサラトガの開幕戦

7月19日、ニューヨーク州の競馬は夏競馬に突入し、サラトガ競馬場の記念すべき第150回となるシーズンが開幕しました。9月2日の千秋楽まで、凡そ1か月半の熱い戦いが繰り広げられます。初日のG戦は2鞍。 なお、東と並ぶ横綱格のデル・マー競馬場も...

ハリウッド春/夏開催のフィナーレ

昨日の日曜日は、ハリウッド競馬場の春/夏開催のフィナーレ。今年一杯で閉鎖される同競馬場は、今年秋の開催(11月7日から12月22日まで)を残すのみとなりました。 春/夏開催のフィナーレは恒例の芝の長距離戦、サンセット・ハンデキャップ Sun...

7月13日の熱戦

連日の猛暑と寝不足、歳に似合わぬ忙しさから当欄は些かバテ気味。土曜日のアメリカ競馬は5場から11レースのG戦と盛りだくさんで、映像を見ているだけで頭がボーッとしてきました。 ということもあり、結果のレポートも頭脳の限界状態。雑な所、間違って...

有終の美、ハリウッド金杯

7月6日のアメリカ競馬は実に盛り沢山、二日前の独立記念日の流れを引き継いでいました。何処から行くか迷うところですが、先ずはフロリダのカルダー競馬場から始めましょう。 「スピード・サミット」と銘打たれたプログラム、G戦4鞍全てが6ハロンですが...

第1回パークス・ダッシュ

一昨日のレポートで存在感を増していると伝えたフィラデルフィアのパークス・レーシング競馬場、昨日の金曜日にはパークス・ダッシュ・ハンデキャップ Parx Dash H (芝GⅢ、3歳上、5ハロン)が行われました。今年からG戦に格上げされた一戦...

逃走劇3題

7月4日はアメリカの独立記念日、今年は木曜日に当たっていたためG戦オンパレードというお祭り騒ぎにはなりませんでした。それでも3つの競馬場でG戦が組まれています。 結論を先に書くと、3レース全てが逃げ切り勝ち、しかも3頭ともG戦初勝利という点...

存在感を増すパークス・レーシング

かつてのフィラデルフィア・パーク競馬賞、現在はパークス・レーシングと改名されましたが、開催はお正月から大晦日までの1年中。中でも7月初旬の独立記念日を中心にした1週間が最も賑います。 今年もG戦に格上げされるレースもあり、アメリカ競馬の中に...

波乱続きのアメリカ競馬

昨日の土曜日は、ヨーロッパでも英愛仏3か国で合計6レースのG戦が行われて大忙しでしたが、アメリカは更に輪を掛けたG戦大盤振る舞い。6つの競馬場で合計11レースものグレード戦が開催されました。 そろそろ秋のBCシリーズへの招待レースも組まれ、...

クローズ・ハッチェス、名実ともにGⅠ馬に

今週のアメリカは静かな週末です。G戦は土曜日の4鞍のみ。GⅠもベルモント・パーク競馬場の一鞍だけ、と。 そのGⅠが、マザー・グース・ステークス Mother Goose S (GⅠ、3歳牝、8.5ハロン)。fast の馬場に出走馬は5頭だけ...

明暗分けたペガサス

日曜日、というか父の日のアメリカ競馬は、モンマス・パーク競馬場のペガサス・ステークス Pegasus S (GⅢ、3歳、8.5ハロン)が唯一のG戦。fst の馬場に2頭が取り消して5頭立て。実績からウッド・メモリアル・ステークス(GⅠ)勝馬...

BCクラシック馬の復活劇

三冠レースが終わり、夏競馬を控えるアメリカ競馬、6月15日は4つの競馬場で合計8鞍のグレード戦が行われました。結果が入ってきたものから順に取り上げていきましょう。 最初はベルモント・パーク競馬場の2鞍、先ずベッド・オー・ロージス・ステークス...

フィップス・ステーブルに朗報

昨日の日曜日、アメリカのG戦はモンマス・パーク競馬場のモンマス・ステークス Monmouth S (芝GⅡ、3歳上、9ハロン)一鞍だけ。この日のモンマスはアイリッシュ・フェスティヴァルということで、それに因んだ様々な催しが行われたようですが...