カテゴリー: 音楽一般

エルガーのヴァイオリン協奏曲

まだ気が早い、というのは鬼でなくても分かっているけれども、来年はエルガーの生誕150年です。序に言えば再来年、2008年はヴォーン=ウィリアムズの没後50年目ですね。 別に作曲家のことをあれこれ考えるのはアニヴァーサリーでなくとも構わないけ...

英雄の業績

折角調べたので、忘れないうちにメモしておきます。 「英雄の生涯」の話。 先月の日本フィル定期とマエストロサロンは英雄の生涯がメイン。なかでも全体の第5部にあたる「英雄の業績」と呼ばれる箇所で、シュトラウスの前作からの引用が話題でした。 普通...

今日の楽譜

今日は大散財でした。 これまで小出しに発注していた楽譜が同時に、一気に来てしまったのです。先延ばしするわけにはいかず、車を駆って本郷へ。電車で行ってもいいのですが、重い荷物になりそう。 面白い物が次々と復刻されているヘフリッヒ社の楽譜が3冊...

クァルテットサロン

私の日記にはクァルテットの話題が多くなります。第一生命ホールの名物企画、クァルテット・ウェンズディをずっと聴き続けているからです。 そこで足跡をを残して下さる方の中にはクァルテットに関心を持たれている方もおありでしょう。 そこでお知らせ。私...

クァルテット試演会

エク・プロ限定試演会というのに初めて参加してきました。 クァルテット・エクセルシオという団体があります。結成11年目のクァルテットですが、常設の弦楽四重奏団としての活動を目標にしているのです。 第1ヴァイオリン・西野ゆか、第2ヴァイオリン・...

マエストロサロン

24日は日本フィルのマエストロサロンへ。 第77回、沼尻竜典の巻です。定期演奏会は年10回ですから、この企画も8年目に入っているのですね。自分も年をとるわけだ。 サロンの内容は日本フィルのホームページにアップされるので、良い機会ですからサロ...

読響の新シーズン

オーケストラ・ファン、特に私のような国内派にとっては、1年のうちで今頃が最も心楽しい季節です。 何故かというと、ほとんどのオーケストラが来シーズンのプログラムを発表するからです。 今日帰宅すると、読売日本交響楽団から2007年/2008年の...

パヴェル・ハースの弦楽四重奏曲

最近はあまりCDを買わなくなりました。限がないし、買っても聴く時間がない。 それでもこれを店頭で見つけた時は、何の躊躇いもなくレジに持って行きましたね。 パヴェル・ハース弦楽四重奏団の新録音、スプラフォンの輸入盤で、品番はSU 3877-2...

オイレンブルクの新刊楽譜

今日は、入荷した楽譜を引き取りに、アカデミアに行ってきました。 レーガーの舞踏組曲、シマノフスキの「夜想曲とタランテラ」をフィテルベルクがオーケストレーションした版、マルタンの「イェーダーマン」からの6つのモノローグ、同じくマルタンのヴァイ...

ラウタヴァーラの誕生日

去る4日の水曜日、ラハティ交響楽団を聴きました。(すみだトリフォニーホール) 前2回の来日公演が大変な評判でしたが、小生は今回が初体験です。 正直に言えば、皆さんが言われるほどには感心しませんでした。音楽そのものは素晴らしいのです。でも、聴...

ドヴォルザークの魅力

7日の土曜日、晴海トリトンで行われた古典四重奏団のレクチャーコンサートに行ってきました。 題して「ドヴォルザークの魅力」。 古典四重奏団はこれまでもベートーヴェン、シューベルト、モーツァルト、バルトークと、公演の度にレクチャーを開催してきま...