カテゴリー: 音楽一般

読売日響・名曲聴きどころ~09年3月

3月の聴きどころです。当初の発表では、スクロヴァチエフスキの首席としては最後の月になるはずでした。 既に正式発表されていますが、芸劇シリーズなどで演奏されるプログラムが変更になっています。自作の初演に代わってストラヴィンスキーの管楽器の交響...

つばめ、飛んだじゃないか

今日は川崎ラゾーナでメット・ライブビューイングを観戦、帰ってきたところ。 メットでも1936年以来の上演になるというプッチーニの「つばめ」。主役二人の働きかけによって実現したプロダクションです。 プッチーニ/歌劇「つばめ」(新演出)  マグ...

読売日響・定期聴きどころ~09年2月

2月の定期はロシアの大物、シナイスキー登場です。聴きどころに入る前に簡単なプロフィールを。私が別のコミュニティに書いたものからの転載です。 シナイスキーの初来日は、1976年1月のモスクワ国立フィルハーモニー・アカデミー交響楽団の来日公演で...

読売日響・名曲聴きどころ~09年2月

2月の名曲は下野竜也によるドヴォルザーク交響曲シリーズⅢと銘打たれています。丑年のドヴォルザークに因んだプログラム。 ただし名曲シリーズと呼ぶにはあまり馴染みの無い作品が並んでいて、「聴きどころ」を書く身としては苦笑せざるを得ません。 さて...

UKオペラ「カルメン」

この間から「UKオペラ@シネマ」という企画が始まっていて、川崎の109シネマズでも上映されているので見てきました。 お馴染みメット・ライブ・ビューイングの対抗馬。英国版ですね。 グラインドボーン音楽祭から2本、ロイヤル・オペラ・ハウスから2...

第100回マエストロ・サロン

昨日はマエストロ・サロンに出掛けました。第100回という区切りですが、コバケンは最近はキャンセル続きですし、急逝したヴィオッティ、急病のヤルヴィの二人の会も取り止めになったことがあります。 恐らく実績は90回ほどでしょうし、司会の新井氏もス...

妖艶なる遊女

先週の土曜日から始まっているメットのライヴ・ビューイング第4弾、漸く時間が出来たので見てきたところです。いつものように川崎の109シネマズ。 平日の11時からオペラ鑑賞する人もいまい、と思って出掛けましたが、何と35人も入ってました。50人...

日本フィル・09年1月東京定期聴きどころ

1月定期が目前に迫ってきました。今月はアレキサンドル・ラザレフ氏が首席指揮者就任として初めて指揮台に立たれます。 恐らく既に来日され、今日辺りから厳しいリハーサルが始まっていると思われます。 漏れ伝えられる噂によりますと、新年最初に取り上げ...

読売日響・定期聴きどころ~09年1月

続いて1月定期ですが、この組み合わせも定期としては変わったものです。 マーラーの未完に終わった第10交響曲の「アダージョ」楽章、モーツァルトの有名なイ長調のピアノ協奏曲、ヨゼフ・シュトラウスのワルツが1曲、最後はリヒャルト・シュトラウスの「...

読売日響・名曲聴きどころ~09年1月

1月の聴きどころを始めましょう。このトピックも3年目に入りますが、ま、宜しくということで・・・。 先ずはサントリーと芸劇で演奏されるプログラム、モーツァルトの交響曲第40番とシューベルトの「冬の旅」管弦楽版というやや手強い組み合わせです。 ...

オペラ版「ファウストの劫罰」

メット・ライヴ・ビューイング2008-2008の第3弾、「ファウストの劫罰」を見てきました。いつものように川崎ラゾーナ内の109シネマズ川崎。 前日に日本フィルで生演奏を聴いてきた耳には、録音された音楽は辛いものがあります。いくらサラウンド...

100年と1日

ウッカリしていて、これを書くのを忘れてました。 そう、昨日の12月10日はエリオット・カーター翁の100回目の誕生日。 従って今日は100歳と1日ということになります。先ずはハッピー・バースデイ♪♪ カーターさんが凄いのは、まだ現役の作曲家...