見るべし、「ジュリオ・チェーザレ」

今日は春爛漫、川崎ラゾーナ内の109シネマズ川崎でUKオペラ最後の出し物を見てきました。
これ、圧巻です。まだ見ていない人には絶対のお勧め。金曜日まで上映していますから、無理して時間を割いても見るべし。
ヘンデル/歌劇「ジュリオ・チェーザレ」全3幕
 ジュリオ・チェーザレ/サラ・コノリー
 セスト/アンゲリカ・キルヒシュラーガー
 クレオパトラ/ダニエル・デ・ニース
 コルネリア/パトリシア・バードン
 アキッラ/クリストファー・モールトマン
 トロメーオ/クリストフ・デュモー
 二レーノ/ラシド・ベン・アブデスラム
 クーリオ/アレグザンダー・アシュワース
 指揮/ウィリアム・クリスティ
 管弦楽/エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団
 合唱/グラインドボーン合唱団
 演出/デイヴィッド・マグヴィカー
2005年にグラインドボーン音楽祭で上演されたものですから、3年半前のプロダクション。既に現地で見た人も多いでしょうし、DVDも発売されていますから今更、という向きもおられるでしょう。
2006年サウス・バンク・ショー最優秀オペラ賞を受賞したプロダクションですし、この公演を収録したDVDはBBCミュージック・マガジン2007年度年間最優秀DVD審査員賞を受賞しています。ここで細かく解説するのは止めましょう。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2788475
兎に角、バロック・オペラ=長くて退屈、という常識を完全に覆してしまう公演。
演出がいい。
歌手がいい。
演奏がいい。
そして何より、ヘンデルが凄い。開いた口が塞がりませんね。
本編227分、休憩2回という数字に尻込みしちゃいけません。時間が経つのを忘れてしまう至福の時。

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