ニューバリー春開催・09
昨日の土曜日、ニューバリー競馬場で3つのパターンレースが行われました。ニューバリー競馬場については去年の日記にかなり詳しく紹介しましたので、そちらも参考にしてください。
伝統的にジョン・ポーター・ステークスで知られているドバイ・テニス・チャンピオンシップ・ステークス(GⅢ、4歳上、1マイル4ハロン)。レース名になっているのは英国のテニス・トーナメントを運営している会社なのだそうで、一般的にはジョン・ポーターで通用します。
1頭取り消しが出て9頭立て。去年のこのレースを制したロイヤル・アンド・リーガル Royal And Regal が6対4の1番人気に支持されましたが4着敗退、勝ったのは4歳馬、エンローラー Enroller です。12対1は人気の盲点だったかも。
去年のセントレジャーに100対1の大穴で5着した馬で、ハンデキャップ・クラスを卒業しパターン・クラスにまで成長して来ました。
騎乗したマーティン・ダイヤー Martin Dwyer 騎手、“いざ勝負という所から10数えて追い出すのが鉄則だけど、今日は30数えた” という位の充実振り。ウィリー・ムイン Willie Muin 調教師も“私がこれまでに調教した最高の馬” という絶賛です。
2着は1馬身半でセンテニアル Centennial 、3着は更に1馬身4分の1でタスタヒル Tastahil 。
1000ギニーのトライアルとなるドバイ・デューティー・フリー・ステークス(GⅢ、3歳牝、7ハロン)は、フレッド・ダーリング・ステークスとして知られてきたレース。
18頭もの登録がありましたが2頭取り消し、16頭立てです。
1番人気は何と16年ぶりにニューバリー競馬場に遠征となるボルジャー厩舎のマオイニーチ Maoineach (相変わらず読み方が判りません)で9対4。
しかし重馬場が影響してか8着と揮わず、勝ったのは6対1のラハリーブ Lahaleeb です。2着は頭差で差し切られたスーパー・スルース Super Sleuth 、3着には3馬身遅れてデインヒル・ディスティニー Danehill Destiny 。
調教師ミック・シャノンさんはこのレースに8年間で4勝目という強さ。騎乗したダリル・ホランドはこのレース初勝利です。
ラハリーブはトライアル勝ちというより2歳時のロックフェル・ステークス制覇の方が注目で、ロックフェルから1000ギニーという路線はスペシオザ Speciosa 、フィンシール・べオ Finsceal Beo でお馴染み。
この日最も注目されたのがグリーナム・ステークス(GⅢ、3歳、7ハロン)。グリーナム Greenham とは、ニューバリー競馬場がある地方の名で、競馬場を設置するのに最も適した立地。
今年のグリーナムは、馬場が重いことを嫌ってか4頭が取り消し。8頭立てで行われています。取り消した馬の中に、出れば人気になったフィンヤーン Finjaan とロード・シャナキル Lord Shanakill があったことは残念ですね。
入れ替わるように1番人気になったのは、ボルジャー師が送り込んできたヴォーカライズド Vocalised 、今シーズン既にアイルランドでリステッドに勝ち3戦2勝のクラシック期待馬です。
ヴォーカライズド、その期待に見事応えて優勝。2着には1馬身差でシティスケープ Cityscape が食い込みます。一部で穴人気(10対3)を集めていた馬ですね。更に1馬身半の3着は25対1という人気薄のアイッソレイター Icesolator 。勝利騎手はケヴィン・マニング。
ボルジャー師の談話では、ヴォーカライズドは2000ギニーには向かわず、1週間後のフランス2000ギニーが目標とのこと。
2000ギニーはインテンス・フォーカス Intense Focus で目指すという初志に変わりはないようです。
さて今日の日曜日は3強の皐月賞が行われますが、イタリアでも牡馬クラシック第1弾があります。
イタリア版皐月賞はプレミオ・パリオリと呼ばれ、ヨーロッパのギニーと同じ1マイル。デットーリが乗る馬が人気になっているようですが、どうなりますか。
伝統的にジョン・ポーター・ステークスで知られているドバイ・テニス・チャンピオンシップ・ステークス(GⅢ、4歳上、1マイル4ハロン)。レース名になっているのは英国のテニス・トーナメントを運営している会社なのだそうで、一般的にはジョン・ポーターで通用します。
1頭取り消しが出て9頭立て。去年のこのレースを制したロイヤル・アンド・リーガル Royal And Regal が6対4の1番人気に支持されましたが4着敗退、勝ったのは4歳馬、エンローラー Enroller です。12対1は人気の盲点だったかも。
去年のセントレジャーに100対1の大穴で5着した馬で、ハンデキャップ・クラスを卒業しパターン・クラスにまで成長して来ました。
騎乗したマーティン・ダイヤー Martin Dwyer 騎手、“いざ勝負という所から10数えて追い出すのが鉄則だけど、今日は30数えた” という位の充実振り。ウィリー・ムイン Willie Muin 調教師も“私がこれまでに調教した最高の馬” という絶賛です。
2着は1馬身半でセンテニアル Centennial 、3着は更に1馬身4分の1でタスタヒル Tastahil 。
1000ギニーのトライアルとなるドバイ・デューティー・フリー・ステークス(GⅢ、3歳牝、7ハロン)は、フレッド・ダーリング・ステークスとして知られてきたレース。
18頭もの登録がありましたが2頭取り消し、16頭立てです。
1番人気は何と16年ぶりにニューバリー競馬場に遠征となるボルジャー厩舎のマオイニーチ Maoineach (相変わらず読み方が判りません)で9対4。
しかし重馬場が影響してか8着と揮わず、勝ったのは6対1のラハリーブ Lahaleeb です。2着は頭差で差し切られたスーパー・スルース Super Sleuth 、3着には3馬身遅れてデインヒル・ディスティニー Danehill Destiny 。
調教師ミック・シャノンさんはこのレースに8年間で4勝目という強さ。騎乗したダリル・ホランドはこのレース初勝利です。
ラハリーブはトライアル勝ちというより2歳時のロックフェル・ステークス制覇の方が注目で、ロックフェルから1000ギニーという路線はスペシオザ Speciosa 、フィンシール・べオ Finsceal Beo でお馴染み。
この日最も注目されたのがグリーナム・ステークス(GⅢ、3歳、7ハロン)。グリーナム Greenham とは、ニューバリー競馬場がある地方の名で、競馬場を設置するのに最も適した立地。
今年のグリーナムは、馬場が重いことを嫌ってか4頭が取り消し。8頭立てで行われています。取り消した馬の中に、出れば人気になったフィンヤーン Finjaan とロード・シャナキル Lord Shanakill があったことは残念ですね。
入れ替わるように1番人気になったのは、ボルジャー師が送り込んできたヴォーカライズド Vocalised 、今シーズン既にアイルランドでリステッドに勝ち3戦2勝のクラシック期待馬です。
ヴォーカライズド、その期待に見事応えて優勝。2着には1馬身差でシティスケープ Cityscape が食い込みます。一部で穴人気(10対3)を集めていた馬ですね。更に1馬身半の3着は25対1という人気薄のアイッソレイター Icesolator 。勝利騎手はケヴィン・マニング。
ボルジャー師の談話では、ヴォーカライズドは2000ギニーには向かわず、1週間後のフランス2000ギニーが目標とのこと。
2000ギニーはインテンス・フォーカス Intense Focus で目指すという初志に変わりはないようです。
さて今日の日曜日は3強の皐月賞が行われますが、イタリアでも牡馬クラシック第1弾があります。
イタリア版皐月賞はプレミオ・パリオリと呼ばれ、ヨーロッパのギニーと同じ1マイル。デットーリが乗る馬が人気になっているようですが、どうなりますか。
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