ニューバリーの夏
7月も中旬に入り、イギリス競馬は端境期に入った感じがします。クラシック・レースを中心にした前半が終わり、世代を超えて能力を競う秋競馬へ向け、今はサマー・ブレーク(夏休み)とでも申しましょうか。
そんな中、毎年恒例のニューバリー・サマーフェスティヴァルが行われました。例年この時期に3日間行われるフェストですが、今年は2日間のようですね。
この開催ではパターン・レースは一鞍、それもGⅢが一つですから私の日記ではほとんど出番がありません。
その一つ、シャドウェル・ステークス(GⅢ、3歳上、6ハロン8ヤード)の結果報告。
この週末、イギリスは各地とも大雨に見舞われているようで、コース冠水のためにレースが中止になった競馬場もあります。
ニューバリーもその例に洩れず、金曜日(17日)の午後は豪雨になったとか。極端に重くなった馬場を嫌って出走を回避する馬が続出しています。
シャドウェル・ステークス、去年まではハックウッド・ステークスと呼ばれていたスプリント戦で、リステッドからGⅢに格上げされたのは2006年のこと。パターン・レースとしては4回目と言う歴史の浅いレースです。
レース前々日の締め切りでは14頭の登録がありましたが、馬場状態の悪化に伴い6頭が取り消し、最終的には8頭立てのコンパクトなレースになりました。
去年のジュライ・カップ3着以来という元オーストラリアのウォー・アーティスト War Artist が372日振りの競馬で注目されましたが、先行して最後は息が上がってしまい4着止まり。しかし陣営としては久々の結果に満足の様子でした。
この後グッドウッドの一般戦を叩いてドイツのGⅡを狙うとか。馬主がドイツ人なので、どうしてもドイツの重賞を目指すようです。
さてシャドウェルを制したのは5対2の1番人気に支持されたハイ・スタンディング High Standing 。2着は1馬身4分の1でプライム・ディフェンダー Prime Defender 、3着も1馬身4分の1差が付いてドンキャスター・ロウヴァー Doncaster Rover 。
この日記では初めての名前が多いのは、このレースの性格上当然かも知れません。
勝ったハイ・スタンディングは、これまでハンデ戦で走ってきた馬。今シーズンは絶好調で、前走ロイヤル・アスコットのワーキンガム・ハンデを含め、これで無傷の4連勝。
各ブックメーカーは次のグッドウッド開催で行われるスプリントのハンデ戦の本命に挙げましたが、ハッガス調教師はこれを即座に否定、今後はパターン・クラスで走らせる意向を明快にしています。
パターン・レースはこれだけですが、この日は開催の名物、スーパー・スプリントという2歳馬のみの5ハロン戦が行われ、スポーツ各紙の見出しを飾っています。
これも25頭の最終登録から5頭が取り消して20頭立て。
勝ったムシュー・シュヴァリエ Monsieur Chevalier はアスコットのノーフォーク・ステークスで不利のため5着になった馬。負けたのはこれだけという堅実なスピード馬で、2対1という圧倒的人気に応えています。
勝利調教師のリチャード・ハノン、このレースは最近18年間で7勝目というゲンの良いレース。
そんな中、毎年恒例のニューバリー・サマーフェスティヴァルが行われました。例年この時期に3日間行われるフェストですが、今年は2日間のようですね。
この開催ではパターン・レースは一鞍、それもGⅢが一つですから私の日記ではほとんど出番がありません。
その一つ、シャドウェル・ステークス(GⅢ、3歳上、6ハロン8ヤード)の結果報告。
この週末、イギリスは各地とも大雨に見舞われているようで、コース冠水のためにレースが中止になった競馬場もあります。
ニューバリーもその例に洩れず、金曜日(17日)の午後は豪雨になったとか。極端に重くなった馬場を嫌って出走を回避する馬が続出しています。
シャドウェル・ステークス、去年まではハックウッド・ステークスと呼ばれていたスプリント戦で、リステッドからGⅢに格上げされたのは2006年のこと。パターン・レースとしては4回目と言う歴史の浅いレースです。
レース前々日の締め切りでは14頭の登録がありましたが、馬場状態の悪化に伴い6頭が取り消し、最終的には8頭立てのコンパクトなレースになりました。
去年のジュライ・カップ3着以来という元オーストラリアのウォー・アーティスト War Artist が372日振りの競馬で注目されましたが、先行して最後は息が上がってしまい4着止まり。しかし陣営としては久々の結果に満足の様子でした。
この後グッドウッドの一般戦を叩いてドイツのGⅡを狙うとか。馬主がドイツ人なので、どうしてもドイツの重賞を目指すようです。
さてシャドウェルを制したのは5対2の1番人気に支持されたハイ・スタンディング High Standing 。2着は1馬身4分の1でプライム・ディフェンダー Prime Defender 、3着も1馬身4分の1差が付いてドンキャスター・ロウヴァー Doncaster Rover 。
この日記では初めての名前が多いのは、このレースの性格上当然かも知れません。
勝ったハイ・スタンディングは、これまでハンデ戦で走ってきた馬。今シーズンは絶好調で、前走ロイヤル・アスコットのワーキンガム・ハンデを含め、これで無傷の4連勝。
各ブックメーカーは次のグッドウッド開催で行われるスプリントのハンデ戦の本命に挙げましたが、ハッガス調教師はこれを即座に否定、今後はパターン・クラスで走らせる意向を明快にしています。
パターン・レースはこれだけですが、この日は開催の名物、スーパー・スプリントという2歳馬のみの5ハロン戦が行われ、スポーツ各紙の見出しを飾っています。
これも25頭の最終登録から5頭が取り消して20頭立て。
勝ったムシュー・シュヴァリエ Monsieur Chevalier はアスコットのノーフォーク・ステークスで不利のため5着になった馬。負けたのはこれだけという堅実なスピード馬で、2対1という圧倒的人気に応えています。
勝利調教師のリチャード・ハノン、このレースは最近18年間で7勝目というゲンの良いレース。
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