アレンベルグ賞

月曜日にメゾン=ラフィット競馬場で行われたアレンベルグ賞(GⅢ、2歳、1100メートル)も度々開催コースが変更されてきたレースで、去年はシャンティー競馬場で行われたパターン・レースです。

今年はイギリスから遠征予定の1頭が取り消し、7頭立てで行われました。9対10の1番人気に支持されたブルックス Broox 、スタート良く飛び出すと、そのまま先頭を譲ることなく逃げ切っての楽勝でした。
2着は2馬身半差でチャイニーズ・ウォール Chinese Wall 、更に1馬身半差3着にボッカリーノ Boccalino の順。

ブルックスは前々走のロベール・パパン賞が2着、前走モルニー賞4着と格上で健闘していた牡馬で、ここは期待に応えてのパターン・レース初制覇です。

管理するイーアガン・オネイル Eoghan O’Neill 師はアイリッシュで、フランスのル・マン近郊で今年から開業した新進の調教師。これが記念すべきパターン・レース初優勝となりました。
鞍上は、同馬の2戦目以降ずっとパートナーを組んできたオリヴィエ・ペリエ。

師は当初ドンカスター(フライング・チルダース・ステークス)に遠征を考えていたそうですが、結局は無理をせずメゾン=ラフィットを選んだ由。
ブルックスはミドル・パーク・ステークスにも登録がありますが、今シーズンはこれで休養に入り、来年のスプリント路線を目指す計画だそうです。

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