コロンブス・デイのG戦

昨日、我が国は「体育の日」の休日でしたが、アメリカもほとんどの州が「コロンブス・デイ」の祝日。サンタ・アニタ競馬場のホリデー開催ではG戦が一鞍行われています。

それがサンタ・アニタ競馬場のモーヴィッチ・ステークス Morvich S (芝GⅢ、3歳上、6.5ハロン)。1974年創設。設立当初はリステッド戦でしたが、1999年からGⅢに格上げされた芝の短距離戦です。レース名のモーヴィッチは、1922年にカリフォルニア産馬として初めてケンタッキー・ダービーを制した馬を記念したもの。
今年の勝馬はカリフォルニア・フラッグ California Flag 。8頭立て。逃げるエクセッシヴ・パッション Excessive Passion をマークして2番手を進む展開。直線入口で並び掛け、最後は半馬身逃げ馬を捉えて優勝。両馬の間で挟まれる形になったルロイズ・ダイナモー Leroy’s Dynameaux (4着)はややアンラッキー。1番人気のキャンプ・ヴィクトリー Camp Victory は5着と不発に終わりました。勝ったカリフォルニア・フラッグは、このレースを2008年と2009年に連覇した馬で、4年間で3勝目となる快挙。2009年にはブリーダーズ・カップ・スプリントも制しましたから、今年も俄かにその動向に目が離せなくなってきましたね。
調教師はブライアン・コリナー、2008年と2009年の2連覇はジョー・タラモが騎乗していましたが、今回の騎手はパトリック・ヴァレンズエラ。ヴァレンズエラは去年のクイック・イナフ Quick Enough で制していましたから、彼にとっても2連覇となりました。

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