チャイコフスキー交響曲シリーズ第4弾

昨日はボーンマス響のコンサート、珍しく初めて聴くような作品の無いオーソドックスなプログラムでした。
指揮のカラビッツは2008年から同響の首席指揮者を務めている若手で、ウクライナ生まれの由。今年のプロムス・チャイコフスキー・シリーズで第2ではなく第3を担当したのが面白い所でしょうか。
若い割には落ち着いた音楽を聴かせる人だという感想。

≪Prom 42≫
ヤナーチェク/シンフォニエッタ
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番
     ~休憩~
チャイコフスキー/交響曲第3番
 ボーンマス交響楽団
 指揮/キリル・カラビッツ
 サンウク・キム(ピアノ)

協奏曲を弾いたキムはリーズ国際ピアノ・コンクールに優勝した25歳の韓国人ピアニストで、彼もプロムス・デビューとなります。カデンツァはベートーヴェン作。
アンコールはシューベルトのアンプロンプチュ作品90-2、協奏曲と同じ♭3つの変ホ長調。最近はアンコールにも拘る人が多いように思います。調とか番号とか・・・。

チャイコフスキー・シリーズは既に4番(ステーン/BBCウェルズ)、5番(ウンジャン/スコティッシュ・ナショナル)、2番(ノセダ/BBCフィル)が演奏済み。
残るは9月2日にペトレンコ指揮オスロ・フィルが1番を、ヴァンスカ指揮BBC響が6番を取り上げる予定になっています。

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