2歳最初の芝G戦

8月29日、サラトガ競馬場でウィズ・アンティシペイション・ステークス With Anticipation S (芝GⅡ、2歳、8.5ハロン)が行われました。シーズン最初の2歳馬による芝コースのグレード戦です。
firm の馬場。ダートに変更された場合に備えて登録していた3頭は当然ながら出走の権利は無く、他に出走すれは人気になる1頭が取り消して7頭立て。トッド・プレッチャー師の2頭が人気を集め、同じ5対2のオッズながら僅かの差でウィー・ミス・アーティー We Miss Artie が1番人気、バシャート Bashart が続きます。
1番枠スタートを引いたバシャート、先手こそ3番人気(7対2)ベース・ケース・シナリオ Base Case Scenario に譲ったものの、クラブハウスターンで先頭に立つとそのまま鮮やかな逃げ切り勝ち。1馬身4分の1差でリヴァー・ダンサー River Dancer が2着、更に1馬身半差でマーヴィンズ・ミラクル Marvin’s Miracle の順。ウィー・ミス・アーティーは3番手を追走したものの、6着敗退に終わりました。
このレースは今年が9回目(G戦に格上げされてからは5回目)になりますが、プレッチャー師は3勝目で単独トップになりました。今回は同馬との初コンビで臨んだハヴィエル・カステラノ。バシャートは、7月12日にベルモントの芝で新馬戦デビュー。そこでは今回出走を回避したジェネラル・ジャック General Jack の3着でしたが、8月18日のサラトガで今回と同じ距離の未勝利戦で初勝利。11日の短い間隔でステークス初挑戦でのG戦初勝利です。

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