ジュライ・ミーティング最終日
この日もパターン・レース二つ。2歳馬による7ハロン、サパラティヴ・ステークスはハッタ・フォート Hatta Fort という馬が勝っています。特にコメントなし。
さて今開催の目玉、スプリンターが集結したジュライ・カップ。集結、と言いましたが、オーストラリア、南アフリカ、フランス、アイルランド、ドイツと、競馬先進国からズラッと揃いましたね。全部で18頭。
しかし勝ったのは地元イギリス、サーキーズ・シークレットという馬でした。Sakhee’s Secrte 。
密かに期待していたアマデウス・ウォルフは惨敗、人気のアセットも5着止まりでした。
女性コメンテイターが fantastic performance と何度も絶叫していましたが、力でねじ伏せた印象です。
血統を見て驚くのは、この馬は決して短距離血統ではありませんね。父・サーキー Sakhee はデットーリ騎乗で凱旋門賞を6馬身で圧勝した馬。サーキーズ・シークレットの母系を見ても特別に短距離系という感じはしません。
チョッと意外ですね。
イギリスの競馬場はどこもそうですが、最後の直線は上り坂になっています。特にジュライ・コースは急坂ですから、ただスピードだけの馬には克服できないんでしょう。
今日の結果もスタミナのあるスピード馬だからこその結果、と考えたいですね。
さて今週はアイルランド・オークスだったはず。それが済むといよいよキングジョージですね。今年は7月28日だっけ?
35年間に亘ってスポンサーを続けてきたデビアス De Beers が去年限りで撤退してしまったので、今年は“ダイアモンド”の一文字が入りませんね。これに勝っても、もうダイアモンドの副賞は貰えないという・・・。
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