JRAプレゼンツ!
今週もキーンランド競馬場は3日間連続でG戦が行われます。先ず4月17日の木曜日は、我がJRAが協賛しているアパラチアン・ステークス Appalachian S (芝GⅢ、3歳牝、8ハロン)。firm の馬場、3頭が取り消して9頭が出走してきました。3歳芝戦ということで未知の牝馬が揃い、2対1の1番人気には去年ベルモントで芝の一般ステークス(チェルシー・フラワー・ステークス、1マイル)に勝ったレセプタ Recepta が選ばれていました。
先手を取ったのは4番人気(5対1)のキッテン・カプードル Kitten Kaboodle でしたが、クラブハウス・ターンで枠の利を活かしてこれがアメリカ・デビューとなるフランス産のラカロリーナ Lacarolina が先頭に立って逃げ作戦。直線、バテたラカロリーナと、これを交わして再び先頭に立ったキッテン・カプードルの間を衝いて前が塞がった5番手追走の3番人気(5対1)デアリング・ダンサー Daring Dancer が前2頭の間を割って思い切り内ラチ沿いに進路を取ると、最後方から大外を回って追い込む6番人気(8対1)で英国から転厩してきたスイート・アクレイム Sweet Acclaim を2馬身半差突き放して優勝。最後は馬を抑える余裕の勝利でした。更に1馬身4分の3差でこれも後方からの追い込みに掛けた本命レセプタが3着。
グレアム・モーション厩舎、アラン・ガルシア騎乗のデアリング・ダンサーは、6か月の休養明けで3戦無敗。去年9月にローレルの芝戦(5.5ハロン)でデビュー勝ちし、続く10月末のチャーチル・ダウンズでのアローワンス戦(芝1マイル)にも連勝、これがステークス初挑戦でした。また2着のスイート・アクレイムは、2歳時にニューマーケットのオー・ソー・シャープ・ステークス(GⅢ)でミス・フランス Miss France の3着していた馬。これも今回がアメリカ・デビューで、今後の芝戦での活躍が期待できそう。
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