最後のBCトライアル

10月8日、秋開催のキーンランド競馬場でジャスミン・ステークス Jessamine S (芝GⅢ、2歳牝、8.5ハロン)がおこなわれました。勝馬にブリーダーズ・カップへの優先出走権が与えられる最後のレースです。対象になるのは、BCジュヴェナイル・フィリーズ・ターフ。
good の馬場、1頭が取り消して8頭立て。ベルモントで1マイルのデビュー戦に快勝したチャド・ブラウン厩舎のフィラ・プリメラ Fila Primera が9対5の1番人気。
最初から行く気の5番人気(10対1)クール・コンフォート Cool Comfort が先頭に立ち、向正面では一時後続に7馬身半差を付ける大逃げ。しかし流石にペースが速かったか直線では後退、替って2番手を追走していた3番人気(3対1)で前走ダートコースで一般ステークス(アーリントン=ワシントン・ラッシー・ステークス)に勝っていた芝コース初挑戦のクォリティー・ロックス Quality Rocks が先頭。
しかし前半はやや離れた最後方にポツンと控えていた2番人気(3対1)のレイナ・デ・バテリア Rainha De Bateria が直線で6頭の外から一気の脚で追い込み、粘るクォリティー・ロックスに1馬身半差を付ける快勝。人気のフィラ・プリメラは5番手から伸びましたが、3馬身4分の1差届かず3着まで。
グレアム・モーション厩舎、ジョエル・ロザリオ騎乗のレイナ・デ・バテリアは、7月21日にサラトガの芝5.5ハロンでデビュー勝ち。続く8月27に同じサラトガの一般ステークス(P・G・ジョンソン・ステークス)で4着、この勝利で3戦2勝としました。BCでの健闘は如何に。

 

 

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