愛米で3鞍目のG勝ち

ベルモント・ステークス明けの日曜日、アメリカ競馬のG戦はモンマス・パーク競馬場のモンマス・ステークス Monmouth S (芝GⅡ、3歳上、9ハロン)一鞍のみでした。

firm の馬場、14頭のフル・ゲートを超える16頭が登録していましたが、1頭取り消し1頭除外の14頭立て。前日ベルモント競馬場のマンハッタン・ハンデは荷が重いと考えた馬たちが揃いました。2対1の1番人気に支持されたのは、2月に最低人気でガルフストリーム・パーク・ターフ・ハンデ(芝GⅠ)を制したロクティー Lochte です。
引き込み線からのスタート、大外枠から切れ込んで前走レッド・バンク・ステークス(芝GⅢ)に勝ったハード・フォート Hard Fought がハナを主張しての逃げ。ロクティーは前半4番手で進みましたが脚を失くして後退。替って最内枠からスタートして前半6~7番手の内を進んだ2番人気(7対2)のスピーキング・オブ・ウイッチ Speaking of Which が、外に回しながら4番手で直線に向くと一気に前を捉え、インコース一杯を衝いて追い込むハングオーヴァー・キッド Hangover Kid に1馬身半差を付けて快勝。更に半馬身差でウイニング・コース Winning Cause が3着に入りました。ロクティーは最後から2番手の13着敗退。
クリストフ・クレメント厩舎、ジョー・ブラーヴォ騎乗のスピーキング・オブ・ウイッチは、アイルランドのウェルド厩舎でガリニュール・ステークス(GⅢ)に勝っていた5歳牡馬。アメリカに亘ってからの初勝利はここモンマスのアローワンス戦、去年12月初旬にカルダー競馬場でトロピカル・ターフ・ハンデ(芝GⅢ)に勝ってアメリカでもG戦初勝利。今回はそれ以来の勝星で、三つ目のG戦勝利となります。

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