東と西でGⅠ戦

昨日はニューヨークとカリフォルニアで仲良くGⅠ戦が一鞍づつ行われました。

最初にサラトガ競馬場のコーチング・クラブ・アメリカン・オークス Coaching Club American Oaks (GⅠ、3歳牝、9ハロン)から。6頭が出走し、ブラック=アイド・スーザン・ステークス(GⅡ)勝馬のストップチャージングマリア Stopchargingmaria が6対5の1番人気。
スタート前、カレイジャス・ジュリー Courageous Julie が落鉄していることが判明し、新たに蹄鉄を装着するために同馬は一旦パドックに戻されます。しかし不思議なこともあるもので、替りの蹄鉄が無いとのこと。そこで同馬は落鉄のまま出走することが許可されましたが、馬券の対象からは外れるという極めて珍しい処置が取られました。
というアクシデントもあって発走が遅れてのスタート。コーナーを利して5番人気(10対1、1頭は馬券対象外ですから最低人気ということになります)のミス・ベジルー Miss Besilu が先頭。3番手に付けたストップチャージングマリアは徐々にペースを上げ、直線では最後方からの追い込みに掛けた2番人気(8対5)アンブライドルド・フォーレヴァー Unbridled Forever に5馬身差を付ける圧勝でした。4馬身差でミス・ベジルーが粘っての3着。参加しただけのカレイジャス・ジュリーは4番手から後退して最下位入線、落鉄だけが敗因でもなさそうです。
トッド・プレッチャー厩舎、ハヴィエル・カステラノ騎乗のストップチャージングマリアは、通算で9戦5勝。2歳時にはテンプテッド・ステークス(GⅢ)、ドモワゼル・ステークス(GⅡ)にも勝っており、G戦は4勝目。GⅠは初勝利となります。

7月20日のGⅠもう一鞍は、デル・マー競馬場のエディー・リード・ステークス Eddie Read S (芝GⅠ、3歳上、9ハロン)。firm の芝コースに6頭立て。6月14に行われたシューメーカー・マイル(芝GⅠ)でオビアスリー Obviously の2着したサマー・フロント Summer Front がイーヴンの1番人気。
レースは3番人気(4対1)のホリゾンタリースピーキン Horizontalyspeakin が逃げ、サマー・フロントは3番手追走。しかしこの日は早目2番手から進んだ2番人気(2対1)トムズ・トリビュート Tom’s Tribute の気合が抜群で、持ったまま直線で逃げ馬に並び掛けると、懸命に追走する本命サマー・フロントに1馬身4分の1差を付けて快勝。1馬身差で4番人気(8対1)のスプリング・アップ Spring Up が3着に入りました。
ジェームス・キャシディー厩舎、今回がこのレース初勝利となるマイク・スミス騎乗のトムズ・トリビュートは、前走シューメーカー・マイルでは3着だった4歳馬。サマー・フロントに雪辱するとともに、G戦初勝利を見事GⅠ戦で達成しました。シューメーカーに先立つ一般ステークス(サンダー・ロード・ステークス)ではBCマイルでワイズ・ダン Wise Dan が出したレコード・タイムと同じ時計で勝っており、G戦勝は時間の問題だったと言えるでしょう。他にアルカディア・ステークス(芝GⅡ)でも2着しており、初めて挑戦した9ハロンで更に本領を発揮した形です。

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