さすが洋行帰り

8月6日、デル・マー競馬場でソレント・ステークス Sorrento S (GⅡ、2歳牝、6.5ハロン)が行われました。ポリトラック・コースに2頭が取り消して5頭立て。どれが勝ってもG戦初勝利と言うメンバー、イーヴンの1番人気に支持されていたのは、多田信孝氏が生産した1戦1勝のカヴァル Caval 。サンタ・アニタのデビュー戦(5ハロン)は2着以下に5馬身半差の圧勝でした。
レースは3番人気(3対1)のサンセット・グロウ Sunset Glow が逃げ、カヴァルは丁度真ん中の3番手を追走。仕掛けながら進みましたが、早くも第3コーナーと第4コーナーの中間点で脚色鈍く一杯。替って4番手を追走していた2番人気(5対2)のラ・グランジ La Grange が内を衝いて前に迫りましたが、サンセット・グロウの逃げ足は軽快、最後はラ・グランジに3馬身4分の1差を付けていました。5馬身4分の1差でハート・オブ・パラダイス Heart of Paradise が3着に入り、カヴァルは最下位に惨敗。
ウェスリー・ワード厩舎、ヴィクター・エスピノザ騎乗のサンセット・グロウは、5月にプレスク・アイランドのタペタ・コースでデヒューして2着。続く6月6日ベルモントで芝の未勝利戦を2馬身差で勝ち(コース・レコードのおまけ付)、イギリスに遠征してロイヤル・アスコットのアルバニー・ステークス(GⅢ)に挑戦して2着に粘るという実績の持ち主。今回は洋行帰りの実力を見せつけた形で、初ステークス、初G戦勝利を記録してその存在をアピールしました。

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