キーンランドの春開催が終了
今年のキーンランド競馬場の春開催は大荒れの天気で始まりましたが、4月24日の昨日、無事にグランド・フィナーレを迎えました。
千秋楽のG戦はビウィッチ・ステークス Bewitch S (芝GⅢ、4歳上牝、12ハロン)。最終日とあって出走枠14を2頭上回る16頭が登録していましたが、結局賞金順で補欠となっていた2頭は参加できず、firm の馬場にフルゲートの14頭立てで行われました。多頭数を反映してか人気は割れ、1番人気は4対1でキャロライン・トーマス Caroline Thomas 、タブリード Tabreed 、ホワイト・ローズ White Rose の3頭が並ぶ大混戦。
レースは1番枠から出た8番人気(18対1)のロッツ・オ・レックス Lots o’Lex が後続を離して逃げましたが第4コーナーで一杯。替って4番手に付けていた6番人気(11対1)のケイ・ダンサー Cay Dancer が内ラチ沿いにスルスルと抜け出して先頭。しかし前半7番手の中団に付けていた4番人気(5対1)のキッテンズ・ポイント Kitten’s Point が外から伸び、粘るケイ・ダンサーを半馬身捉えて優勝。更に1馬身半差の3着には9番人気(40対1)のマリア・マリア Maria Maria が後方から追い込みました。人気のトリオでは6着のホワイト・ローズが最高で、タブリードは8着、キャロライン・トーマスが11着。
これがビウィッチ3連覇となるグレアム・モーション厩舎、エドガー・プラード騎乗のキッテンズ・ポイントは、これがG戦2勝目となる5歳馬。3歳時にヒアカムズザブライド・ステークス(芝GⅢ)に勝っており、前走3月のオーキッド・ステークス(芝GⅢ)は3着、その前1月にはサンタ・アニタで1マイル半の一般ステークス(アストラ・ステークス)に勝っていました。
昨日はもう一鞍、ダラス近郊のローン・スター・パーク競馬場でもGⅢのテキサス・マイル・ステークス Texas Mile S (GⅢ、3歳上、8ハロン)が行われる、筈でした。4月9日にオープンして7月19日まで続くこの競馬場で行われるG戦は2鞍のみで、丁度1か月後に行われるローン・スター・パーク・ハンデの前哨戦となるもの、と言っても共にGⅢですが・・・。
しかし何時まで待っても結果が入電してこないので直接ローン・スター・パーク競馬場のホームページを検索すると、どうやら第2レース以降は悪天候のためキャンセルされたようです。第8レースのG戦も結果が入ってこないわけ。いずれブラッドホース等でも記事が載ると思いますが、それはまた明日にでも紹介するとして、ここは単にキャンセルということだけを報告しておきます。
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