プリティー・エヌ・クール、ソレントを順当勝ち
今週のアメリカ競馬は、土曜日のアーリントン競馬場で開催される芝のフェスティヴァルが大注目ですが、サラトガとデル・マーもその間を縫うように夏競馬が予定通り消化されていきます。
8月12日はデル・マー競馬場のソレント・ステークス Sorrento S (GⅡ、2歳牝、6.5ハロン)一鞍。GⅢとGⅡを行ったり来たりしているレースですが、デル・マーで行われる2歳牝馬のG戦では最初のもの。9月5日に行われるデル・マー・デビュタント(GⅠ)を占う一戦でもあります。
2頭が取り消して6頭立て。全馬が前走を勝っての参戦となりましたが、その中で最もスピード指数が上位だったプリティー・エヌ・クール Pretty N Cool が2対5の圧倒的1番人気。
レースは4番人気(10対1)のアンディスビューティッド Undisputed が逃げ、プリティー・エヌ・クールは2番手追走。本命馬は第3コーナーを過ぎる辺りから我慢できない勢いで一気に先頭に立つと、直線も独走、後方2番手から追い込む最低人気(19対1)のゴモ Gomo に2馬身4分の3差を付ける順当勝ちでした。更に2馬身4分の1差で最後方を進んだ5番人気(17対1)のワン・トゥルー・キス One True Kiss が3着。
ボブ・バファート厩舎、マーチン・ガルシア騎乗のプリティー・エヌ・クールは、7月19日にデル・マーの泥んこ馬場でデビューし、2着に4馬身半差を付けて快勝した芦毛馬で、これで2戦2勝。バファート師はこのレース7勝目で、次走デビュタントでGⅠ制覇を目指します。
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