内田光子のシェーンベルク

9月4日のプロムスはロンドン・フィルの演奏会。序曲→協奏曲→交響曲という典型的なプログラムでしたが、注目は内田光子のシェーンベルクでしょう。

9月4日 ≪Prom 66≫
ベートーヴェン/歌劇「フィデリオ」序曲
シェーンベルク/ピアノ協奏曲
     ~休憩~
ショスタコーヴィチ/交響曲第8番
 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
 指揮/ヴラディーミル・ユロフスキー Vladimir Jurowski
 ピアノ/内田光子

フィデリオ序曲とショスタコーヴィチの戦争交響曲に付いては改めて触れることも無いでしょう。ここは内田の協奏曲に尽きます。
放送では内田光子の英語解説が聴けますし、演奏の困難さから余り演奏される機会の無いシェーンベルク。ユロフスキーの好サポートもあって完璧な演奏でしたね。

アンコールは極く短いもので、シェーンベルクの6つの短い小品、作品19から第2曲。たった9小節のアンコールですが、流石に内田、聴き手を完全に虜にしたようです。
アンコール作品の楽譜はこちらからダウンロードできます。

http://javanese.imslp.info/files/imglnks/usimg/1/16/IMSLP316747-PMLP02212-Schoenberg_6Kleine_Klavierstuke_Op19.pdf

 

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