順延されたアディロンダック

先週末のサラトガは大雨のためにキャンセルされたことをお伝えしましたが、8月13日に予定されていたアディロンダック・ステークス Adirondack S (GⅡ、2歳牝、6.5ハロン)が昨日、8月19日の金曜日に行われました。1901年創設と言う歴史ある2歳戦で、中止となった回を飛ばせば今年が丁度100回目となる計算です。
先週の段階では6頭が登録していましたが、順延後は再び登録をやり直し、当初の6頭の他に1頭が新たに加わっての7頭立てとなりました。もちろん枠順も全てやり直しとなり、前走7月2日にベルモントで初勝利を挙げたリビーズ・テイル Libby’s Tail が3対2の1番人気。
レースは3番人気(9対2)のシルヴァートーニ Silvertoni が逃げ、これをマークするようにピタリと5番人気(8対1)のノンナ・メラ Nonna Mela が追走して直線。ノンナ・メラが逃げ馬を交わすと、そのまま差を広げ、シルヴァートーニに6馬身の大差を付けての圧勝。前半は後方2番手から徐々に進出してきた4番人気(6対1)のオライヴ・ブランチ Olive Branch が更に3馬身4分の1差で3着に入り、リビーズ・テイルは4番手を進むも伸びず、更に半馬身差の4着に終わりました。
トッド・プレッチャー厩舎、ハヴィエル・カステラノ騎乗のノンナ・メラは7月2日、2戦目にモンマス・パークで2着に7馬身以上の大差を付けて初勝利を挙げた馬。今回はステークス初挑戦で余り人気はありませんでしたが、2勝で勝利着差の合計は13馬身4分の1。人気が表す以上に実力のある1頭かも知れません。

 

 

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