2歳チャンピオン、相次いで惨敗

前日の土曜日、ホーリー・ブル・ステークスで2歳チャンピオン牡馬クラシック・エンパイア Classic Empire が大敗したアメリカ競馬ですが、翌日曜日にはサンタ・アニタ競馬場のラス・ヴァージェネス・ステークス Las Virgenes S (GⅡ、3歳牝、8ハロン)に2歳チャンピオン牝馬のシャンペン・ルーム Champagne Room が登場して注目を集めました。
去年からGⅡに降格されたばかりでGⅠ戦のイメージが強いオークスへの重要なトライアル、fast の馬場に1頭が取り消して4頭立てと馬券的には妙味の無いレースになりましたが、BCジュヴェナイル・フィリーズの覇者シャンペン・ルームを抑えて1対9という断トツの1番人気に支持されたのは、前走サンタ・イネズ・ステークス(GⅡ)を圧勝したユニーク・ベラ Unique Bella 。BCでは30対1の大穴だったという懸念のあるシャンペン・ルームは、9対2の2番人気に甘んじています。

1番枠から出た3番人気(13対1)のモーポティズム Mopotism がハナに立ち、シャンペン・ルームがこれをピタリと2番手でマーク。しかし向正面で3番手に付けていた大本命ユニーク・ベラが外から一気に先頭を奪うと、懸命に追走するシャンペン・ルームを尻目に独走態勢。直線では更に差が開き、馬なりの儘モーポティズムに8馬身4分の3差を付ける再度の圧巻劇で観衆の度肝を抜きました。ライヴァルを追って無理したこともあり、2歳チャンピオンのシャンペン・ルームは更に1馬身4分の1差で3着大敗。チャンピオンの敗戦というより、新たな大スター誕生と言う印象でしょう。
ジェリー・ホーレンドルファー厩舎、マイク・スミス騎乗のユニーク・ベラは、前走サンタ・イネズでも詳しく紹介したとおり、良血の大物牝馬。これで4戦3勝2着1回、早くも周囲では牡馬相手のケンタッキー・ダービー挑戦を期待する声も上がっていますが、当面陣営はケンタッキー・オークスを目標にするとのこと。3か月先には照準が変わっているという可能性も無いわけではなさそう。

 

 

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