今年最初のカラー開催
一方、アイルランドは今シーズン最初となるカラー競馬場が開幕しました。初日のG戦はブルー・ウインド・ステークス Blue Wind S (GⅢ、3歳上牝、1マイル2ハロン)。
good の馬場に9頭が参戦してきましたが、参考になるのが今月初めにゴウラン競馬場で行われたリステッド戦。これはサムハウ Somehow が勝ちましたが、この時の2・4・5・6着が揃って出走。最も着順が譲位だったラガノア Laganore が7対4の1番人気に支持されています。
上記リステッド戦5着で4番人気(7対1)のクレッグス・パイプス Creggs Pipes が逃げましたが、4番手を追走した3番人気(6対1)のターレット・ロックス Turret Rocks が抜け出し、中団から追い上げるラガノアに4分の3差を付けて優勝。逃げたクレッグス・パイプスが1馬身差の3着でした。
勝ったターレット・ロックスは、そのリステッド戦では6着に終わっていた4歳馬で、ジム・ボルジャー厩舎、ケヴィン・マニング騎乗。2歳時にメイ・ヒル・ステークス(GⅢ)に勝っており、勝鞍はそれ以来となります。
2歳の最後はマルセル・ブーサック賞2着でしたし、3歳の去年は1000ギニー6着、オークス7着、愛オークス4着、ヨークシャー・オークス5着と最高格のG戦で好勝負してきた馬。前走はシーズン初戦と不得手な馬場が敗因で、目標はヨークシャー・オークスと先を見据えています。
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