せん馬になって帰って来た

6月15日、木曜日ですがレバーズタウン競馬場でバリーコーラス・ステークス Ballycorus S (GⅢ、3歳上、7ハロン)が行われました。馬場は good 、7頭が出走し、英国から挑戦してきたファーマメント Firmament が7対4の1番人気。ハンデ戦を中心に使われてきた5歳馬ですが、ここ10戦で4着以下が無いという堅実さが買われていたようです。

4番人気(12対1)に3頭が並ぶ難解なレースでしたが、その中の1頭マーシャル・ジェニングス Marshall Jennings が逃げ、ファーマメントは5番手に控えます。残り2ハロン、最後方に付けていた4番人気の一角フライト・リスク Flight Risk が桁違いの脚力で抜け出すと、3番手を追走していた2番人気(5対2)で本命馬と同じく英国からの遠征馬ドント・タッチ Don’t Touch に2馬身半差を付ける圧勝でした。
後方2番手から伸びた3番人気(4対1)の3歳馬サイケデリック・ファンク Psychedelic Funk が更に2馬身4分の3差で3着に入り、人気のファーマメントは末脚不発のまま5着敗退。

勝ったフライト・リスクは、地元ジム・ボルジャー厩舎で、ケヴィン・マニング騎乗の6歳せん馬。一昨年にグラッドネス・ステークス(GⅢ)に勝っており、2年振りのG戦勝鞍となりました。去年はグラッドネスの他、グリーンランズ、ルネサンスと3鞍のG戦で2着していましたが、11月に去勢手術。術後の休養を経、今期初戦のここで見事な復活をアピールしています。1マイルでも十分に通用するスタミナもあるでしょう。
ボルジャー師はこのレース6勝目。娘婿のマニング騎手もボルジャー厩舎の主戦で、同じボルジャー厩舎の馬で6勝目となりました。

 

 

 

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