春・夏のベルモント、最後のG戦

ベルモント・ステークスに沸き、前日もベルモント・ダービーで賑わったニューヨーク州クラシック・シーズンのベルモント・パーク競馬場。その春夏開催は7月16日で閉幕し、7月21日からはサラトガの夏開催が始まります。

開催そのものは未だ数日を残していますが、ベルモントのG戦は昨日の日曜日、7月9日に行われたヴィクトリー・ライド・ステークス Victory Ride S (GⅢ、3歳牝、6.5ハロン)が最後でした。
fast の馬場、5頭立てで出走馬中只1頭のG戦勝馬はピムリコのミス・プリークネス・ステークス(GⅢ)に勝ったヴァーティカル・オーク Vertical Oak でしたが、6対5の1番人気に支持されたのは、これが3歳デビューとなるアメリカン・ギャル American Gal です。
スタートは一斉、暫くは5頭が一団のまま進行。やがて本命アメリカン・ギャルが先頭に立ち、後続も僅差で続きましたが、直線に入るとアメリカン・ギャルが追走馬との差を広げ、4番手から伸びた2番人気(9対5)のヴァーティカル・オークに4馬身4分の3差を付ける逃げ切り勝ちです。3番手を進んだ3番人気(9対2)のノーブル・フロイド Noble Freud が首差の3着と順当。
サイモン・キャラガン厩舎、フラヴィアン・プラット騎乗のアメリカン・ギャルは、2歳時はボブ・バファート師が管理し2戦2勝、1番人気で臨んだBCジュヴェナイル・フィリーズで3着だった馬。2歳シーズンはその後スターレット・ステークス(GⅠ)2着で締め、その後転厩もあって3歳デビューがここまで遅れていました。
スターレットで敗れたのは、今年のケンタッキー・オークスを制したエイベル・タスマン Abel Tasman で、この馬は元々キャラガン師が管理していたもの。言ってみればバファート師とキャラガン師の間でアメリカン・ギャルとエイベル・タスマンを交換トレードしたような形になっています。アメリカン・ギャルはこの後暫くは短距離戦に徹し、サラトガのテスト・ステークス(GⅠ)が目標になるとのことでした。

 

 

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