アメリカの女性指揮者と女性作曲家

5日のプロムスは、ラスト・ナイト前のBBC響最後のコンサート。先日英国デビューしたばかりの女性指揮者、カネラキスが手腕を発揮しました。

9月5日 ≪Prpm 70≫
ミッシー・マッゾーリ Missy Mazzoli/Sinfonia (for Orbiting Spheres)(管弦楽版ヨーロッパ初演)
バルトーク/ピアノ協奏曲第2番
     ~休憩~
ドヴォルザーク/交響曲第8番
 BBC交響楽団 BBC Symphony Orchestra
 指揮/カリーナ・カネラキス Karina Canellakis
 ピアノ/ジェレミー・デンク Jeremy Denk

今回がプロムス・デビューのカネラキス、私は初めて聞く名前ですが、皆さんはどうでしょうか。ホームページを見つけましたので、こちらをご覧ください。

http://karinacanellakis.com/biography/

カーティスとジュリアードを卒業し、去年ショルティ指揮者コンクールに優勝したばかり。この中継だけで即断するのは禁物ですから、ここは聴きました、という報告だけに止めます。
最初に選んだのは、カネラキスと同じアメリカの同性作曲家の作品。この人も私には全く初めてで、ミュージック・セールス社のホームページで代用しましょう

http://www.musicsalesclassical.com/composer/short-bio/Missy-Mazzoli

ソーラー・システムで書いた、という解説が良く判りませんが、最初は室内管弦楽版で書き、続いて大オーケストラ版で作曲したとのこと。短い作品ですが、ピアノが活躍し、シンセサイザーとオルガンをダブらせることも可能とありました。
上記ミュージック・セールス社ではスコアも公開していますから、自身で確かめてください。

http://www.musicsalesclassical.com/composer/work/4037/56326

続くバルトークを弾くのもアメリカのピアニスト。アンコールは、モーツァルトのピアノ・ソナタK.545からアンダンテでした。

 

 

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