中止されたサン=クルーの日曜競馬

今朝、昨日のフランス競馬の結果をチェックしようと電子競馬新聞を開いてビックリしてしまいました。何と中止、それも抗議行動の結果と言うのですからショックです。

この方面の記事は余り読んでいなかったのですが(記事もほとんど無かったと思います)、フランスの競馬主催団体(フランス・ギャロ)が来年度の予算を発表し、フランス産馬に対する賞金の割り増し比率を低下させて2500万ユーロの削減策を打ち出したのが原因。この予算案は月曜日、10月30日に投票で決定される予定だそうですが、これに反発したのがフランスの生産者、オーナー、調教師で構成される「フランス競馬を救え」という名の団体。
フランス・ギャロと交渉を続けてきたようですが、案が不公平だという理由で強硬手段に及び、サン=クルーの第1レースが終わった後で次のレースの馬がパドック入りするのを阻止。結局、G戦3鞍を含む残りの日程が中止になった、ということのようです。

これによって断念されたG戦は以下の3鞍。

クリテリウム・ド・サン=クルー Criterium de Saint-Cloud (GⅠ、2歳牡牝、2000メートル)
クリテリウム・インターナショナル Criterium International (GⅠ、2歳牡せん、1400メートル)
パース賞 Prix Perth (GⅢ、3歳上、1600メートル)

フランスの財政危機は世に知られているところですが、競馬界も同じ。馬券の売り上げは長期低落傾向で、凱旋門賞などのドル箱は別として、レースの賞金も下落傾向に歯止めがかかりません。
それにしても今回のキャンセルはフランス競馬のイメージを著しく悪化させましたし、解決策として最善だったは思われません。フランス・ギャロは上記3鞍の順延開催を断念しましたし、一競馬ファンとしても失望しかないでしょう。凱旋門賞を含めて来年のフランス競馬がどうなるのか、注視していきたいと思います。

 

 

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