遅れてきた短距離牝馬

2月18日の日曜日に行われたG戦は一鞍のみ、たった今結果が入ってきました。

サンタ・アニタ競馬場で行われたラス・フローレス・ステークス Las Flores S (GⅢ、4歳上牝、6ハロン)、去年は3月第1週に行われた一戦ですが、今年はやや早めての開催です。BCのジャンルでは古馬牝馬のスプリンターに分類されるレースですが、去年のBCフィリー・アンド・メアでは大本命に推されたユニーク・ベラ Unique Bella が7着と思わぬ大敗を喫し、今期はより長い距離に転向して連勝を続けています。主役が抜けたこのジャンルは大混戦というのが現状で、昨日もBCで4着だったスカイ・ダイアモンズ Skye Diamonds と5着のプリンセス・カレン Princess Karen が参戦して女王の後釜を窺いました。しかしイーヴンの1番人気に支持されたのは、未だG戦未勝利の新星セルコート Selcourt という4歳馬。スカイ・ダイアモンズは2対1の2番人気、プリンセス・カレンも6対1で4番人気でしたから、如何にこの分野の勢力地図が不安定であるかを証明していたようです。
レースはスタートから3頭の激しい逃げ争い。最初にプリンセス・カレンが脱落し、僅かにリードした3番人気(9対2)のコナイアー Coniah に外から人気のセルコートが並び掛ける。直線でも2頭の争いが続きましたが、結局はセルコートがコナイアーを4分の3馬身捉えて人気に応え、4番手から追い込んだスカイ・ダイアモンズが頭差の3着に食い込むという結果になりました。
ジョン・サドラー厩舎、タイラー・ベイズ騎乗のセルコートは、4歳馬ながらこれが未だ5戦目。3歳になってからデビューし、2月のサンタ・アニタの初戦で初勝利を挙げたものの、その年は2着と3着が一回づつの3戦のみ。今年になって前走1月のサンタ・アニタでリステッド戦(カルーカン・ステークス)に勝ってステークス初勝利を挙げ、この日のG戦初勝利で2連勝となりました。最初に紹介したように、大混戦の古馬牝馬スプリンター。ここに新たな期待の星が生まれたと言えそうです。

 

 

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です