津波克服

先週は3連休、三日間連続のG戦祭りだったアメリカ競馬、2月最終週は打って変わって静かな週末で、G戦は2月24日の土曜日に行われた2鞍のみです。フロリダとカリフォルニアが舞台でしたが、この日はサンタ・アニタが第4レース、ガルフストリームは第12レースがメインと言うことで、珍しくカリフォルニアの結果が先に入ってきました。

サンタ・アニタ競馬場のデイトナ・ステークス Daytina S (芝GⅢ、4歳上、約6.5ハロン)は、firm の馬場に7頭立て。去年は5月27日に行われましたが、今年は大幅に前倒し。去年のBCスプリント7着馬で、前走サンタ・アニタのリステッド戦(クロッカーズ・コーナー・ステークス)に勝って幸先良いシーズン・スタートを切ったカルキュレーター Calculator が9対5の1番人気。同じオッズで昨年の覇者ストーミー・リベラル Stormy Liberal が続きます。
ダッシュ良く飛び出したのは3番人気(5対1)のコンクェスト・ツナミ Conquest Tsunami 、先頭で直線に向き、外から2番手追走の本命馬カルキュレーターが交わしに掛かりましたが、逃げ馬は二の足を使って再びリード、最後は3番手から更に外を衝いたストーミー・リベラルに2馬身半差を付ける逃げ切り勝ちです。最後はバテたカルキュレーターが1馬身4分の1差の3着。
ピーター・ミラー厩舎、ヴィクター・エスピノザ騎乗のコンクェスト・ツナミは、これがG戦初勝利の6歳せん馬。これまでG戦は4度挑戦して6・10・8・5着と一度も掲示板に乗ることが出来ませんでした。前走は今期初戦、サンタ・アニタのアローワンス戦1着で、ここに来て2連勝。津波と共にこれまでの流れを克服してのG戦初タイトルです。ところで同馬はストーミー・アトランティック Stormy Atlantic 産駒、2着のストーミー・リベラルと合わせてストーミー・アトランティックのワン・ツー・フィニッシュになると共に、父馬にとっては同レース2連覇ともなりました。

一方、ガルフストリーム・パーク競馬場はハルズ・ホープ・ステークス Hal’s Hope S (GⅢ、4歳上、8ハロン)。去年は1月14日に行われており、こちらは一月以上ずれ込んでの施行です。fast の馬場に1頭が取り消して7頭立てとなり、去年のウッド・メモリアル・ステークス(GⅡ)勝馬でケンタッキー・ダービー10着、ベルモント・ステークス2着のアイリッシュ・ウォー・クライ Irish War Cry が9対5の1番人気。
レースは、互いが様子見の状態から2番人気(3対1)のマラガシー Malagacy が押し出されるようにしての逃げ。直線はジワッと前に付けた2頭、2番手を進んだ本命馬と3番手追走の5番人気(5対1)エコノミック・モデル Economic Model の叩き合いとなり、内を通ったエコノミック・モデルが最後はアイリッシュ・ウォー・クライを突き放し、1馬身4分の3差での逆転勝ち。最後方から追い込んだ6番人気(29対1)のタワー・オブ・テキサス Tpwer of Texas が1馬身差の3着に食い込みました。
チャド・ブラウン厩舎、イラッド・オルティス騎乗のエコノミック・モデルも、これがG戦初勝利となる5歳牡馬。3歳時にはキングズ・ビショップ・ステークス(GⅠ)で2着。去年もメトロポリタン・ハンデ(GⅠ)5着と、GⅠ戦の経験もあり、念願叶ってのG戦初制覇です。去年はベルモントのアローワンス戦に勝ってシーズンを終えており、ここが今期初戦での2連勝でもあります。

 

 

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