日本フィル・第244回横浜定期演奏会

昨日は素敵なイタリアンを味わってきました。高級レストランの豪華フル・コースではなく、イタリアの家庭料理でしょうか。
横浜みなとみらいホール
ヴェルディ/歌劇「仮面舞踏会」第1幕への前奏曲
ヴェルディ/歌劇「仮面舞踏会」~喜びの中に君に会える
ヴェルディ/歌劇「仮面舞踏会」~永遠に君を失えば
プッチーニ/歌劇「マノン・レスコー」間奏曲
チレア/歌劇「フェデリーコの嘆き」
ディ・クルティス/帰れソレントへ
     ~休憩~
レスピーギ/交響詩「ローマの泉」
レスピーギ/交響詩「ローマの松」
 指揮/大友直人
 テノール/佐野成宏
 コンサートマスター/江口有香
横浜は会員じゃありませんが、年間に何度かは聴くようにしています。毎年1月はコバケン/新世界が定番でしたが、今年は日本フィル横浜には9年振りという大友。私が最も信頼している名テナー佐野との共演ということで、一回券を購入。
佐野、相変わらず素晴らしい声を披露してくれました。先日も某所で見かけましたが、自身が歌う役への勉強の一環でしょう。そういう真摯な姿勢が出た素晴らしい歌唱。
次第に熱を帯び、「帰れソレント」で最高潮に。熱狂的な客席に応えて、ソレントをアンコール。本割での歌唱より更に自由に、例のメリスマもタップリ効かせて再度の喝采。
後半のレスピーギも、大友マエストロの人柄そのもの。何処をどう動かして面白く聴かせようという小細工を排した好演。
私の席は1階15列の右端でしたが、オーケストラ全体のバランスも良く、ホールへの不満は一切感じませんでした。
影吹きトランペットのグレゴリアン、鳥の声、3階左端に据えられた別働隊ブラスも私の席ではバッチリ。後半2曲で登場するオルガンもホールを揺るがすよう。
2時間のコンサートがあっという間に経過し、難しいことを考えることもなく充実した時間を楽しみました。
アンコールは折角のオルガンを使って、「カヴァレリア・ルスティカーナ」。
コンサートは特別仕立ての回も良いのですが、こうした日常的食材を家庭料理の感覚で愉しく味わうことが大切。高級レストランは年に数回で充分だと思いました。

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