カテゴリー: 演奏会

藤原歌劇団公演「どろぼうかささぎ」

日曜日、藤原歌劇団によるロッシーニの歌劇「どろぼうかささぎ」の3日目、最終日を観てきました。都民芸術フェスティヴァル参加公演の一つです。 ロッシーニと言えばセヴィリアの理髪師、時々シンデレラという認識しかありませんでしたが、一昨年の「ランス...

日本フィル・第235回横浜定期演奏会

久し振りのコンサート、3月最初は日本フィルの横浜定期を聴いてきました。横浜は会員ではないので、単発買い。沼尻竜典/日本フィルによるブラームス・チクルスの3回目です。 敢えてチクルスとは銘打っていないシリーズです。私も第1回(第2交響曲)は気...

二期会公演「ワルキューレ」

私はオペラに特別な愛着を持つ人間ではありません。「音楽」には違いありませんが、「劇場」という要素の方が勝るケースが多く、いわゆる器楽のコンサートなどとは別世界と考えてしまう癖があります。従ってオペラ生体験は決して多くありません。 もう一つ、...

演奏活動20周年記念・小川典子/ピアノ・リサイタル

小川典子のピアノに初めて接したのは5年くらい前でしょうか。横浜市の小さな公会堂でムソルグスキーを聴いたっけ。 そもそも私はピアノが苦手で、誰かのリサイタルに出かけるという習慣はありませんでした。基本的には今でもそうなんですが、小川だけは機会...

読売日響・第468回定期演奏会

先週の名曲シリーズで素晴らしいマーラーを聴かせてくれたホーネック、いよいよ2月定期に登場です。昨日のサントリーホール。 読売日本交響楽団・第468回定期演奏会 ショスタコーヴィチ/チェロ協奏曲第1番 ~休憩~ R。シュトラウス/交響詩「英雄...

小川典子のサロン・コンサート

ピアニスト・小川典子のトークとピアノ演奏によるサロン・コンサートです。場所は新宿西口にあるアイランドウィングというビルの14階、丸の内倶楽部という旅行代理店の特別企画。 なかなか風邪が抜けず、北風が冷たい。いやだなぁ、と思いつつも勇気を奮っ...

新宿でクルーズ・コンサート?

演奏会ネタ 出掛ける前は何のネタにしようかと思いました。暇潰しじゃ申し訳ないし、演奏会というほど大袈裟でもないし・・・。でも参加した結果は、立派な「演奏会」でしょうね。 ピアニスト・小川典子のトークとピアノ演奏によるサロン・コンサートです。...

読売日響・第499回名曲シリーズ

金曜日頃から喉が痛いな、と思っていたら遂に来ました。風邪ですね。日曜日の昨日、朝から咳が止まりません。今日のコンサートは家内に代わってもらおう、と考えましたが、マーラーは気が進まない様子。熱があるわけではなく、頭痛もなし。あるのは咳だけなの...

ラボ・エクセルシオの新シリーズ・スタート

昨日も東京は雪。夕方から雨に変わったけれど、さむう~い一日。しかし心は熱く、晴海へ向かいます。第一生命ホールのSQ例会、クァルテット・ウェンズデイです。 今日はクァルテット・エクセルシオ。前シーズンまでクァルテット世界巡りという、ウッカリす...

シュトゥットガルト放送交響楽団・来日公演

私は海外団体の来日公演は、原則として行きません。チケットの高さの割には曲目が陳腐。これに尽きます。 タイトルの団体についても、来るということは聞いていましたが、無関心でした。ところが公演の1週間前、親会社のお偉いさんから“都合が...

日本フィル・第597回東京定期演奏会

今朝、妙に静かだな、と思って窓を開けたら、東京は雪。それも積もっているではありませんか。 昔勤めていた会社に長崎出身の男がいて、「雪が降っちょる」と言っていました。“何だ、それ?”と訊き質したところ、長崎では(九州では)、雪が降っている状態...

東京都響・第656回定期演奏会

東京都響は遥か昔、確か若杉時代に暫く定期会員でした。最近は時々ツマミ食いをする程度、熱心な聴き手ではありません。 都響は現代音楽、特に邦人作品の演奏に熱心で、以前には作曲家の個展のようなシリーズをやっていました。ここ数年は、別宮貞雄のプロデ...